LGエレクトロニクス・ジャパンは、2020年以降に国内で発売しているテレビ向けに、Amazon Prime Videoのコンテンツを「FILMMAKER MODE」に自動で切り換え、視聴できるようにするソフトウェアアップデートを実施する。
対象シリーズは、2020年以降に国内で発売した、webOS 5.0/6.0以上搭載の有機ELテレビと液晶テレビ。テレビのソフトウェアアップデートに加えて、Amazon Prime Videoアプリのアップデートも必要だ。
FILMMAKER MODEは、ハリウッドの映画・テレビスタジオ、コンテンツ配信会社などが加盟する団体、UHD Allianceが「最高のUHD視聴体験の実現を目指して開発した」という画質モード。2020年からLGのテレビなどで採用している。具体的には、フレーム補完をオフにすることで色温度をそのまま再現し、映画やドキュメント番組などを制作者の意図通りの映像で視聴できるとする。
今回のアップデートで、Prime Videoで配信されるコンテンツ自体にFILMMAKER MODEを自動的に起動する信号を組み込み、LGの対象テレビ側でそれを感知。テレビの画質モードを手動で変更することなく自動で切り替わり、FILMMAKER MODEの映像が楽しめるようになるという。なお、LGのテレビは付属のマジックリモコンの専用ボタンからPrime Videoのアプリにすぐアクセスできる。
ソフトウェアアップデートはインターネット経由で提供し、対象機種の自動更新オプションを有効にした状態であれば自動でアップデートされる。有効になっていない場合は、設定画面から手動で最新ソフトウェアに更新する必要があり、詳細はサポートページを参照のこと。