イロドリと武庫川女子大学は11月5日、「爪噛み癖」に関する調査結果を発表した。調査は月6月1日〜30日、4歳〜80歳の男女を対象にWebアンケート方式で行われ、517名から有効回答を得た。

  • 爪噛み癖はありますか?

    爪噛み癖はありますか?

調査によると、爪噛み癖の経験がある人は「過去にあった」(23.3%)、「現在もある」(7.6%)と約3人に1人。爪噛み癖が始まった時期は、「小学校入学前」が最も多く45.2%。次いで「小学校低学年」(23.7%)、「小学校高学年」(8.1%)と続いた。

一方、爪嚙み癖が治った時期については、「中学生」(18.5%)、「小学校低学年」(16.9%)、「小学校高学年」(16.2%)、「小学校入学前」(14.6%)と続き、約3人に1人が小学校在学中に爪噛み癖を克服していることがわかった。

  • 爪を噛み始めた理由

    爪を噛み始めた理由

続いて、爪を噛み始めた理由を教えてもらったところ、「わからない」が最も多く39.4%。また、「無意識」(15.9%)という人も合わせると、約半数が特定の理由がないまま爪噛み癖が始まってしまっていたことが明らかに。一方、明確な理由としては「ストレス」(21.8%)が最も多く、次いで「爪のささくれが気になる」(13.5%)、「手持ち無沙汰」(7.6%)と続いた。

対策としては、半数近くの人が「特に何もしていない」(29.5%)や「我慢する」(18.6%)と回答。一方、具体的な対策を講じている人からは、「爪にマニキュアや辛いもの等を塗る」(21.3%)、「爪を常に短く保つ」(16.4%)、「絆創膏を貼る」(6.0%)、「ガム等を口に入れる」(4.9%)といった対策があがった。