青山商事は11月4日、wearable社とのタイアップ商品として、ヒートモジュール対応のビジネススーツ(3万1,900円)を、全国の「洋服の青山」主要店舗と公式オンラインストアで発売した。

  • ヒートモジュール対応のビジネススーツ

同商品は、ソフトウェア企業であるwearable社が提供するヒートモジュール(別売り)を装着して衣服内を温めることができるスーツ。ジャケット裏地の専用ポケットにヒートモジュールを挿入し、コードをモバイルバッテリー(5V/2.1A以上)に接続すると、アプリとの連動により、スマートフォンを使って温度調節ができる。

温度は37℃から53℃まで1℃単位で自在に調節可能。最高温度53℃の状態で最大5時間の継続使用ができる。スイッチを入れてから約2分で設定温度まで加熱し、衣服内をすばやく温める。

  • ヒートモジュール使用でシャツの表面温度が上昇する

ヒートモジュールは電熱線を使用せず、5層のマルチレイヤ―構造で熱を伝えるため、断線リスクがなく安全に使用できる。薄型のシート状になっているおり、ジャケット裏地に挿入した状態でも着心地を邪魔しないという。

スーツは自宅の洗濯機で丸洗いできることに加えて、シワになりにくく撥水加工も施すなど実用性を備えている。カラーはグレー・無地。素材はポリエステル100%。サイズはS ~ LL(4サイズ)。

ヒートモジュールの価格は本体5,500円で、店頭販売している。モバイルバッテリーの店頭販売はなし。

  • ヒートモジュール(別売り)