東京都交通局は11月6日、東京都西多摩郡奥多摩町に「再生可能エネルギーPR館」を開館した。一般から募集していた同館の愛称は「エコっと白丸」に決定。
同局では、多摩川の流水を活用した水力発電による電気事業を経営している。再生可能エネルギーPR館は、同局の水力発電や再生可能エネルギーの有効性をPRするとともに、奥多摩エリアの見どころを発信することを目的として設置する。
再生可能エネルギーPR館の愛称については、8月5日~9月30日にかけて一般から募集していた。1,294件の応募(うち、地元の小中学校からの応募が210件)の中から選ばれたの愛称は、奥多摩町立古里小学校5年生の児童が考案した「エコっと白丸」。選定の理由は「ネーミングのリズムやイメージが良い」「子どもでも呼びやすい」「地元の方々にも親しまれやすい」といったもので、地元自治体等の意見も踏まえて決定した。
同館では、プロジェクションマッピングを用いて奥多摩の自然と水力発電のつながりを表現。デジタルサイネージなどにより、再生可能エネルギーや地域の観光地などをPRする。開館時間は10時~17時(12月から3月までは10時~15時)。入館料は無料。