カドーは11月4日、除菌脱臭機「SAP」シリーズとして、新色のクールグレーとホワイトを加えた新モデル「SAP 002」を発表した。発売は11月20日、価格は36,300円。

  • 左がクールグレー、右がホワイト

SAP 002は、従来モデル「SAP 001」の内部構造と除菌脱臭性能はそのままに、本体のカラーや素材を変更し、価格も抑えたモデルだ。カラーは落ち着いた雰囲気のクールグレーと、インテリアになじみやすいホワイトの2色を用意。本体の素材はプラスチックを採用した。

  • 本体側面(左)と上面(右)

除菌脱臭方式は、SAP 001と同じ独自の触媒オゾン方式。オゾンの酸化作用と触媒でニオイの原因を分解して脱臭する。加えて、人体に害のない低濃度のオゾンを室内に放出して浮遊する菌やウイルスを除去し、室内に染み付いたニオイも脱臭。25平方メートルの空間で急速モード運転の場合、120分で99.9%以上、180分で99.99%の浮遊菌やウイルスを取り除けるとしている。

  • 内部構造が共通のSAP 001を用いた性能測定結果

  • SAP 001の運転時、浮遊菌数の減少率を調べたグラフ

触媒は「除菌脱臭エリア」と「再生エリア」に分かれ、定期的に2つのエリアを自動的に回転させて運用している。これにより、除菌と脱臭の力を再生しており、フィルター交換が不要となっている(プレフィルターは定期的なお手入れが必要)。

  • 触媒を定期的に再生させることで、フィルターが交換が不要となっている

人感センサーを備え、運転モードを「人感センサー連動」にすれば、人を検知したとき自動で風量を強くできる。たとえば、普段は人のいない時間が長いトイレに置いて、人がトイレに入ったときだけ自動的に運転するといった使い方も可能だ。

  • 人感センサーを内蔵し、人を検知したときだけ強い風量にできる

  • 本体には、3段階で点灯するLEDライトを装備。ベッドサイドやサニタリースペースの照明としても使いやすい

本体サイズは直径約170×高さ約350mm、重さは約2.3kg(本体のみ)。電源コード長はAC電源コードが約0.7m、DC電源コードが約1.8m。運転モードは、オート・人感センサー連動・急速(2時間)・ナイトの4通り。運転音は急速モードで40dBA、ナイトモードで26dBA。