HIPHOPユニット・Creepy Nutsが、“時代を象徴するスター”を表彰する「anan AWARD 2021」のミュージック部門を受賞し6日、都内で行われた授賞式にDJ松永が登壇した。

  • DJ松永

昨年に続き、2回目の開催となった女性週刊誌『anan』主催の同アワード。DJ松永は「こんな素敵なアワードをいただけるとは思ってなかった。そもそも、いちHIPHOP DJなので、DJをやりたくてやっていったら想像しなかったような舞台にいろいろ立たせていただいて、まさかこんなところまで立たせてもらえると思ってなかったので、びっくりかつ、ありがたいなと思っています」と受賞した心境を語った。

東京オリンピックの閉会式への出演も話題となったDJ松永。今後について聞かれると、「想像もしていないシチュエーションにたくさん遭遇していまして、オリンピックもそうですし、DJの大会での成績だったり、テレビやラジオも全部、自分がもともと望んでいた以上のものなんです。だからこれ以上、どうにかなりたいというのが正直なくて」と答える。

その上で、「でも、変わらずいい曲を作って1人でも多くの人に知ってもらいたいし、いろいろ挑戦し続けていきたい」と述べ、また、「無尽蔵の上昇志向は自分にはないのかもしれないなと気づいて、頑張るのは変わらないんですけど、きれいごとじゃなく、チーム全体でみんな幸せになれたらいいなと。自分だけ上がっていっても虚しい。そのときに、スターじゃないんだなと思いました。どこまでも遠くへ行きたいとは思っていないんだなと……」と打ち明けた。

相方のR-指定は、仕事の都合で授賞式を欠席。受賞を誰に伝えたいか聞かれたDJ松永は「相方のR-指定に。きょう、来いやって思っています」と話して笑いを誘っていた。

授賞式には、大賞に輝いた岡田准一、ホープ部門を受賞したなにわ男子、アクター部門の黒木華、アスリート部門の阿部一二三と阿部詩も登壇した。