ニコンとニコンイメージングジャパンは10月28日、Zマウントのミラーレスカメラにおけるフラッグシップモデル「Z 9」の発表にあわせて、マウントアダプター「FTZ II」を発表した。2021年内の発売を予定しており、メーカー希望小売価格は36,300円。
ニコンZマウントのミラーレスカメラに装着することで、NIKKOR F レンズでの撮影を行えるマウントアダプター製品。前モデルから三脚座を取り除いた点が特徴で、縦位置使用時でも指が当たらなくなっている。雲台やリグなどのアクセサリー装着にも干渉しなくなり、さまざまな周辺機器を用いて快適な撮影が行えるとしている。
AI NIKKOR以降の約360種のNIKKOR FマウントレンズではAE撮影に対応し、さらにそのうちモーターを内蔵するAF-P、AF-S、AF-Iレンズ計90種以上ではAE / AF撮影も行える。VR機構を備えるCPUレンズではボディで協調した3軸手ブレ補正に対応し、非CPUレンズでも手動で焦点距離を設定すればボディ内VRを利用可能。その他、対応レンズについてはニコン公式の組み合わせ表に詳しく記載されている。