名古屋鉄道は5日、日本初の前面展望車両として1961(昭和36)年にデビューした7000系「パノラマカー」の60周年記念企画として、「高性能パノラマカー『7500系の軌跡』記念乗車券」を11月14日に発売すると発表した。

  • 専用台紙イメージ(表面)

  • 専用台紙イメージ(中面)

7500系は、7000系「パノラマカー」のデビューから2年後、当時の最新機器を搭載した後継車として誕生し、2005(平成17)年まで活躍した車両。今回発売される記念乗車券は、専用台紙と乗車券がセットになっており、専用台紙の表面は7500系が7000系より床が低いことを表現したデザイン。専用台紙の中面は7500系の運転台をモチーフにしており、高性能パノラマカーとして誕生した7500系の性能や経歴のほか、7000系「パノラマカー」との違いについても記載されている。

記念乗車券は東岡崎駅から700円区間と名鉄一宮駅から750円区間の2枚セットで、7000系・7500系にちなんだ価格設定に。豊橋駅、東岡崎駅、豊田市駅、太田川駅、金山駅、栄町駅、名鉄一宮駅、名鉄岐阜駅、犬山駅、名鉄名古屋駅サービスセンターにて11月14日から販売開始し、販売額は1セット1,450円。販売数は4,000セットで、1人3セットまで購入可能。なくなり次第終了となる。

  • 記念乗車券イメージ(名鉄一宮駅から750円区間)

  • 記念乗車券イメージ(東岡崎駅から700円区間)

なお、11月13日に開催される「~7000系パノラマカー60周年記念~ 舞木検査場で胸アツ体験」にて、参加者限定の先行発売も実施される。