マイナビは、「マイナビ2021年度既卒者の就職活動に関する調査」を発表した。
同調査は、『マイナビ2022』会員のうち、既卒で登録している49,786名に実施。結果は現在の内定保有状況について、内定を「保有している」と回答したのは42.4%。コロナ禍前(2019年)の43.3%まで回復しつつある。
また、就職活動に対する新型コロナウイルスの影響については、「影響はなかった」が前年比18.3pt増の22.8%で最も多く、今年はコロナ禍の影響が少なくなったことがわかる。一方で、「活動のオンライン化への対応に苦労した(14.4%)」、「対面で利用したいサービスやイベントが利用できなかった(14.2%)」といった回答もあり、オンライン化に苦労する既卒者もいた。
「卒業後の活動で大変だったと思うこと」については、「既卒者の募集が少ない」が49.9%で最も多く、2位に「既卒として就職活動をしている理由を聞かれる(47.4%)」、3位に「既卒者としての活動の仕方がわからなかった(46.9%)」が続いた。また、自身が新卒なのか中途なのかという区分への迷いを示す既卒者が一定数おり、十分な理解が進んでいない可能性がある。