デイトラは11月2日、「フリーランスの道」に関する調査結果を発表した。調査は10月20日、全国のフリーランス1,028名を対象にインターネットで行われた。

  • フリーランスの職種

    フリーランスの職種

現在の職種を教えてもらったところ、多い順に「ライター」(10.2%)、「デザイナー」(8.3%)、「コンサルタント」(7.8%)、「プログラマー」(5.4%)、「イラストレーター」(5.0%)、「動画編集者」(3.6%)、「ブロガー」(1.6%)、「マーケター」(1.5%)、「コーダー」(0.6%)、「その他」(56.0%)となり、4割以上がIT関係に就いていることが明らかに。

また、最も多い「ライター」でも1割程度であったことから、職種も幅広いのがフリーランスの特徴と言える結果となった。

  • フリーランスの受注先

    フリーランスの受注先

続いて、「フリーランスとしてどこから初受注しましたか?」と質問したところ、「元々の取引先」(26.4%)が最も多く、次いで「知人」(24.4%)、「紹介」(17.3%)、「クラウドソーシングサイト」(11.2%)、「新規営業先」(9.5%)と続いた。

元々の取引先や知人の紹介といったコネクションの無い人は、クラウドソーシングサイトを利用したり、「クリエイターやフォトグラファーを専門に人材派遣している会社へ登録している」という人も。また、「関わりたい作品があれば直接制作会社に電話する」という人も見受けられた。

  • フリーランスの労働時間と年収

    フリーランスの労働時間と年収

次に、1日当たりの労働時間を尋ねたところ、「6時間以上9時間未満」(35.6%)や「3時間以上6時間未満」(34.6%)という人が多く、次いで「3時間未満」(16.1%)、「9時間以上」(13.7%)と、半数近くが「6時間未満」であることが明らかに。

また、年収については「200万円未満」(43.3%)、「200万円以上400万円未満」(27.7%)、「400万円以上600万円未満」(14.3%)が上位となった。

最後に、フリーランスとして働く上での満足度を聞いたところ、実に8割近くが「とても満足している」(25.3%)「ある程度満足している」(52.2%)と回答した。