全国高校サッカー選手権大会が第100回を迎えるのを記念して、日本テレビの藤井貴彦アナウンサーら実況アナウンサーたちが取材の裏側を明かす書籍『第100回全国高校サッカー選手権記念 伝えたい、この想い アナウンサーたちのロッカールーム』が、12月3日に発売される。

『第100回全国高校サッカー選手権記念 伝えたい、この想い アナウンサーたちのロッカールーム』

この本では、高校サッカー決勝の実況も担当した藤井アナが、自らの高校サッカー取材裏話や高校サッカー中継の仕組みなどを解説するほか、地元局のアナウンサーたちが、彼らだけが知る名選手たちの高校時代の素顔や、伝説的な試合の実況、取材の裏側を明かすもの。QRコードを読み込むと、各エピソードと連動した高校サッカー名場面動画を見ることもできる。

コメントは、以下の通り。

■藤井貴彦アナ
高校サッカーは、どの試合にも魅力があり、ドラマがあり、感動があります。
その思いに触れるエピソードは、地元の代表校を追いかけてきた「地元局アナ」の取材努力に支えられています。
全国大会では地元局アナは地元代表校のベンチ裏でマイクを持ち、勝てば共に喜び、負ければ共に涙を流します。
どうしたらチームの思いを全国に伝えられるか。彼らにとっても全国大会は1年間の集大成なのです。
テレビ画面の端で必死に言葉を紡ぐ「地元局アナ」のことも、この本を通して少しだけ知っていただければ幸いです。

■日本テレビ岡本和孝プロデューサー
高校サッカーでは、日本全国から毎年およそ50名のアナウンサーが首都圏に集い、民間放送43社の共同制作で放送・配信を作り上げて行いきます。各地の代表校からすると地元のアナウンサーはチームの一員のような存在です。地区大会の代表権を勝ち取る地区決勝の中継を放送し、全国大会では常に行動を共にする。そんな地元アナウンサーだからこそ伝えられることがあります。この本では、高校サッカーの歴史を彩ってきたアナウンサーの皆さんが、ご自身の経験を通して、高校サッカーの魅力を表してくれました。高校サッカーを見たことがある方なら、感情移入できること間違いありません。そして、高校サッカーをまだ見たことがない方も、高校サッカーへの興味が生まれる一冊だと思います。