アットホームはこのほど、2013年より定期的に実施している一人暮らしをする学生・社会人を対象とした調査「UNDER30」の結果を発表した。
同調査では、全国の18歳〜29歳の男女を対象に、現在住んでいる部屋の設備・条件や探した時の方法、重視したことなどについてのアンケートを実施している。今回の調査は、6月21日〜25日の期間に行われた。
まず、部屋を探した際に防災について意識したか聞いたところ、意識したという回答は2019年と比べて学生全体で3.4%、社会人全体で11.4%増加している。特に、社会人女性は15.1%もの増加が見られた。
次に、地域の避難場所やハザードマップなどの情報が欲しいと思うか尋ねると、2019年に比べ、学生全体では4.4%、社会人全体では3.6%増加している結果となった。
住まい探しをする際にSNSや雑誌などで部屋や暮らしのイメージをふくらませるかについて聞いてみると、64.7%が「そう思う」「ややそう思う」と回答。実際にイメージしていた一人暮らしができていると答えた人は、70.5%にものぼった。
友人や知人の住まいを参考にしたいかどうかについては、65.5%が「そう思う」「ややそう思う」と答え、住まい探しの際には、物件以外にお店や公園などの周辺環境も合わせて判断するかどうかは77.6%が「そう思う」「ややそう思う」と回答している。
最後に、SNS(Instagram・YouTubeなど)での部屋探しに興味があるかどうかについては、2019年と比べて、学生全体で17.5%、社会人全体で22.3%の増加が見られた。