gooランキング事務局は11月1日、「郷土料理が魅力的な都道府県ランキング」を発表した。調査は8月11日~25日、gooランキングが提供する投票サービスで行われ、1,372票を集めた。
「郷土料理が魅力的な都道府県ランキング」トップ3は、1位「北海道」(129票)、2位「広島県」(128票)、3位「大阪府」(126票)となり、1位と3位との差はわずか3票という結果に。
「北海道」は、その広大な土地を活かした農業と、周囲を海に囲まれた世界有数の漁場を持っており、海産物をふんだんに使用した石狩鍋やサケのちゃんちゃん焼き、特産品のジャガイモを使ったいも餅など、どれを食べればいいのか迷ってしまうほど、多くの郷土料理が存在する。
「広島県」は、カキの生産量が全国1位であり、カキ飯やカキの土手鍋など、カキをぜいたくに使用したさまざまな郷土料理が有名なほか、一部の地域で親しまれているワニ(サメ)料理も、広島ならではのもの。
江戸時代に「天下の台所」といわれた「大阪府」は、お好み焼きやたこ焼きなどの「粉もん」が人気。また、うま味たっぷりのだしを味わえる船場汁など、だし文化発祥の地でもある。
以下、4位には、がめ煮、かしわめし、博多雑煮などが有名な「福岡県」(98票)が、5位には、きしめん、ウナギのひつまぶし、五平餅などの「愛知県」(92票)が、6位には、ちゃんぽん、大村寿司、長崎天ぷらなどの「長崎県」(73票)がランクイン。また、テビチ汁、サーターアンダギー、ゴーヤーチャンプルーなどの「沖縄県」(68票)が7位に、ウナギの蒲焼き、静岡おでん、田子寿司などで有名な「静岡県」(61票)が8位に、ずんだ餅、カキ汁、はらこ飯などの「宮城県」(56票)が9位に。そして10位には、豚骨、鶏飯、さつま汁などで有名な「鹿児島県」(34票)がランクインした。