eBay Japanは11月1日、「コロナ禍2年目の働く女性の実態調査」の結果を発表した。調査は10月7日~11日、全国の20代~30代の女性500名を対象にインターネットで行われた。

  • コロナ禍の貯蓄について

    コロナ禍の貯蓄について

コロナ禍1年目と2年目の収入の変化について聞いたところ、およそ3人に1人の収入に変化があったことが判明。コロナ禍1年目の年収は平均で309万3,490円だったのに対し、コロナ禍2年目は平均293万9,560円と、若干減少した。

また、貯蓄額について、約3割が「増えた」(8.8%)あるいは「どちらかというと増えた」(21.4%)と回答。現在の貯蓄額は、「600万円以上」(20.6%)が最も多かったものの、次点は「10万円以上100万円未満」(17.6%)、さらに「貯蓄はない」(11.2%)と回答した人も一定数見受けられ、貯蓄額はばらける結果に。

さらに、コロナ禍のお金の使い道について聞いたところ、増えた支出は「食費(自炊)」(57.0%)、「水道光熱費」(44.2%)、「デリバリー/テイクアウト出費」(37.6%)が上位に。一方、減った支出は「旅行」(59.9%)、「外食費」(59.5%)、「友人との交際費」(56.6%)に多くの回答が集まり、お金の使い方の変化については、おうち時間の増加が大きく影響していることがうかがえた。

また、現在「節約している」人は約8割。具体的な節約術としては、「使わない電気は消す」「食材は夕方安くなってから買う」「ネットバンキングなどを利用して手数料がかからないよう気を配っている」など、無駄な出費の削減を意識している人が多かったほか、”ポイ活”に取り組んでいる人も。多くの人が節約に取り組んでいる中、4割以上の人が”コロナ浪費”の経験があることも分かった。

  • 来年こそやりたいイベント

    来年こそやりたいイベント

次に、来年充実させたいことを教えてもらったところ、「趣味」(21.6%)、「恋愛」(16.2%)、「貯蓄」(10.4%)が上位に。具体的な目標としては、「ライブやフェスにたくさん行きたい」「フィンランドに一人旅」「4000万円貯める」「語学を勉強する」「腹筋を割る」「ゴルフでスコア100切りです!!」「マイホームを建てる」といった声が寄せられた。

また、来年こそやりたいイベントを聞くと、1位「旅行」(63.2%)、2位「花火大会・お祭り」(42.4%)、「花見」(32.2%)が上位にあがった。