徳間書店は11月1日、書籍『運用はいっさい無し! 60歳貯畜ゼロでも間に合う老後資金のつくり方』を発売した。著者はNEO企画代表でファイナンシャルプランナーの長尾義弘氏。価格は1,650円。

カギは年金の活用法

  • 『運用はいっさい無し! 60歳貯畜ゼロでも間に合う老後資金のつくり方』表紙

PGF生命が2021年に還暦を迎える人を対象に実施した調査によると、60歳時点での平均貯蓄額は「100万円未満」が25%を占め、「300万円未満」を含めると3人に1人が老後資金の準備ができていないという。本書は、そのような60歳で老後資金がゼロという3人に1人が、どうやったら豊かな老後生活を送れるか、5人のモデルを通して具体的な例を挙げながら解説。100歳までの収支バランスをシミュレーションし、カギとなる「年金」の活用法を徹底解説する。

内容は、「[第1章] 老後資金が貯められない理由」「[第2章] 公的年金を活用して豊かな老後を目指す!」「[第3章] 年下の配偶者、逆転の発想で年金を増やす!」「[第4章] フリー・自営業者、起死回生の年金倍増計画」「[第5章] 長寿時代に対応した働き方を考える」「[第6章] 老後資金は多めに準備!お一人様の老後プラン」。

著者の長尾義弘氏はNEO企画代表。ファイナンシャルプランナー、AFP、日本年金学会会員。徳島県生まれ。大学卒業後、出版社に勤務。1997年にNEO企画を設立し、出版プロデューサーとして数々のベストセラーを輩出する。新聞・雑誌・Webなどで「お金」をテーマに幅広く執筆しており、著書に『コワ~い保険の話』(宝島社)などがある。