デル・テクノロジーズは10月29日、プレミアムゲーミングブランド「Alienware」シリーズのゲーミングデスクトップPC新製品として、第12世代Intel Coreプロセッサを搭載する「New Alienware Aurora R13」とAMD Ryzen 5000シリーズプロセッサを搭載する「New Alienware Aurora R14」を発売した。価格はR13が317,980円から、R14が273,980円から。

  • Dell「New Alienware Aurora R13 / R14」

両製品ともに内部構成を最新世代のプロセッサ・グラフィックスに刷新し、ケースのデザインには新しく「レジェンドデザイン 2.0」を採用している点が特徴のゲーミングデスクトップPC。内部容積は前世代から50%も増加しており、エアフローと静音性を大きく向上。外観はどこから見ても洗練されているよう工夫したことで、eスポーツイベントなどの配信でPCケース背面が大きく映り、観客がその部分を見るような状況でもスタイリッシュに感じられる外観に仕上げたという。

  • レジェンドデザイン 2.0を採用

  • ケースは大型化して従来モデルから内部容積が50%増加

  • エアフローを強化。前面のシンボリックな六角形のスリットから吸気し、背面部から排気する

  • マグネットで着脱できるケーブルカバーで後ろから見てもスタイリッシュに。サイドパネルのオプションにはEMIシールド付きのクリアパネルも用意する

  • AlienFXライティングオプションも利用できる

構成はいずれも強力で、R13にはAlder Lakeこと第12世代Intel Coreプロセッサを搭載し、R14にはAMD Ryzen 5000シリーズプロセッサを搭載。R13ではCPU水冷オプションとして「Alienware Cryo-tech」を用意するほか、R14では水冷システムを標準搭載。R13の水冷システムにはALIENWAREのシンボルを表示することで、個性的な仕様になっている。

  • Intel搭載モデルで水冷に対応。最新世代のポンプを採用し、耐久性の高い編組チューブを組み合わせる

  • マザーボードはAurora R13 / R14のために設計された専用品(画像はイメージCG)。ケーブルでエアフローを遮らないようかなり独特なデザインになっている

R13ではDDR5メモリやPCIe 5.0など次世代インタフェースも利用でき、ネットワークにはIntel Killer 2.5Gbps LANやKiller Wi-Fi 6を搭載。R14でも2.5 Gbps LANやWi-Fi 6に対応しており、そのほか共通して電源ユニットには極めて高効率な750W 80PLUS PLATINUM電源を採用している。構成を変更して注文できるCTOに対応しており、主な仕様は以下の通り。

New Alienware Aurora R13

  • OS:Windows 11 Home / Pro
  • プロセッサ:Intel Core i5-12600KF / i7-12700KF / i9-12900KF
  • メモリ:DDR5 12GB / 32GB / 64GB / 128GB
  • ストレージ:M.2 NVMe 256GB~2TB SSD + 2TB HDD
  • グラフィックス:NVIDIA GeForce GTX 1660 Ti / RTX 3060 / RTX 3060 Ti / RTX 3070 / RTX 3080 / RTX 3080 Ti / RTX 3090
  • 電源ユニット:750W 80PLUS PLATINUM
  • 価格:317,980円から

New Alienware Aurora R14

  • OS:Windows 11 Home / Pro
  • プロセッサ:AMD Ryzen 5 5600X / Ryzen 7 5800 / Ryzen 7 5800X / Ryzen 9 5900 / Ryzen 9 5900X / Ryzen 9 5950X
  • メモリ:DDR4 16GB / 32GB / 64GB / 128GB
  • ストレージ:M.2 NVMe 256GB~2TB SSD + 2TB HDD
  • グラフィックス:AMD Radeon RX 6600 XT / NVIDIA GeForce RTX 3060 / RTX 3060 Ti / RTX 3070 / RTX 3080 / RTX 3080 Ti / RTX 3090
  • 電源ユニット:750W 80PLUS PLATINUM
  • 価格:273,980円から
  • 裏配線すら美しく