ダンス&ボーカルグループ・GENERATIONSの片寄涼太が29日、都内で行われた初の著書『ラウンドトリップ 往復書簡』(10月29日発売)刊行記念囲み取材に出席した。

  • GENERATIONSの片寄涼太

同作は、片寄をデビュー前からよく知る作詞家・小竹正人氏と片寄が、2人の出会いや懐かしい出来事、それぞれの家族の話や恋愛観・結婚観まで、互いに宛てた書簡集。

片寄は「初めての書籍が発売ということで、とてもとてもうれしい気持ちです」と心境を告白。「執筆ということ自体も、ブログを書く程度で、初挑戦だったので、最初は言葉が出てくるのに時間がかかりましたが、だんだん慣れてきて、前書きを改めて書くときはすごくあっという間に書くことができて、書くことの難しさも感じましたが、楽しみも感じられるようなすごく貴重な経験でした」と話した。

GENERATIONSのメンバーには取材会の前にグループLINEで報告。数原龍友から「まだモテる気かよ」とだけ返ってきたという。返事はまだしていないそうで、「返されるつもりで送ってないですよね。『おめでとう』の一言くらい言いなさいよって思いますけど」と笑った。

そして、「今の時代でしかつづれない言葉、今の時代だからこそ感じている感情が詰まった作品になりましたので、幅広い世代の方に共感してもらえるんじゃないかと思っています。本に馴染みのない若い方ももちろん、普段から読まれる方にも目を通していただいて感じるものがあればいいなと思っています」と語った。