ソフトブレーン・フィールドは10月26日、「社会保険の適用拡大や、コロナ禍における働き方」に関する意識調査の結果を発表した。調査は10月12日〜14日、同社登録会員の女性498名(平均年齢49歳、非正規で働く主婦中心)を対象にインターネットで行われた。
はじめに、2022年10月に控えている短時間労働者への社会保険の適用拡大をどう捉えているか尋ねたところ、58.6%が「良いことだと思う」と回答。前年調査から4.1pt増加した。
良いことだと思う理由を聞くと、「将来年金の受け取り金額が増えるから」(66.4%)、「社会保険の半分を会社が負担してくれるから」(66.1%)、「今よりも働く意欲を高められると思うから」(32.5%)が上位に並び、前年調査と同様の結果に。しかしながら、「社会保険の半分を会社が負担してくれるから」は前年調査から17.3ポイントの増、「今よりも働く意欲を高められると思うから」は同6.6ポイントの増と、いずれも大きく増加した。
次に「主婦が望む働き方・考え方(選択肢・複数回答)」を聞いたところ、多くの働く主婦が「働けるうちは働きたい」(84.2%)、「自分の状況に合わせて柔軟に長く働きたい」(71.7%)と回答。そのほか、子育て中の働く主婦からは、コロナ禍に休校措置や分散登校、オンライン授業が実施されたことにより、1日3〜4時間の短時間労働や、場所を選ばない働き方を希望する声もあがった。