横浜流星が主演を務める映画『嘘喰い』(2022年2月11日公開)の特報映像が26日、公開された。
同作は迫稔雄作による同名人気ギャンブル漫画の実写化作。正体不明のギャンブラー斑目貘(横浜)が、日本の闇社会を牛耳るギャンブラーの頂点・会員制の倶楽部賭郎というあらゆるギャンブルや殺しが行われる賭けの場で、悪人たちの巨額の金と命を懸けた、ゲームを繰り広げる。
特報は、横浜演じる天才ギャンブラー主人公・貘が「あんた、嘘つきだね。」と漫画内でも貘が勝利を確信した時に言う決め台詞でスタート。闇ギャンブルの世界で何を懸けるのか聞かれた貘が選んだのは、1時間以内に上空に飛行機が飛ぶか飛ばないかのゲーム。嘘がバレたら死ぬという極限の騙し合いゲームに挑む佐野勇斗、そして新たに出演が明らかになった白石麻衣、本郷奏多、櫻井海音、三浦翔平の緊迫した表情が映し出され、史上最恐の騙し合いゲームの幕が開く。
白石は闇カジノを経営し巧妙なイカサマで客から金をむしり取るオーナー・鞍馬蘭子を演じ、中田監督作品へは『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』(2020年)以来の出演となる。また三浦は科学者でありながらある事件が原因でマッドサイエンティストに豹変し権力者達から金と命を賭けで奪っていく佐田国一輝を演じる。
櫻井海音は"賭郎"で頂点に君臨しお屋形様と呼ばれる謎の男・切間創一役に。本作の重要なキーワードでもある“賭郎”とは、政府の要人をはじめ権力者にして一流のイカサマ師達が含まれ、その支配力は国家をも凌ぐ会員制の倶楽部で、会員同士のギャンブルに、絶対的な頭脳と武力を併せ持つ立会人を派遣、中立の立場でその場を取り仕切り、負けの代償は生死を問わず取り立てる。本郷が立会人・目蒲鬼郎役、村上弘明が同じく立会人・夜行妃古壱役となる。
白石麻衣 コメント
闇カジノのオーナー・親分の役なので、口調の強さを意識して芯の強い女性として演じました。 衣装や髪型もシーンごとに大きく変えているので、そこも皆さまに楽しんでもらえたらと思います。横浜さんとは初共演なのですが、ストイックな役作りを近くで拝見し、また同世代でもあるので現場でも楽しくお話をさせて頂きました。
本郷奏多 コメント
元々漫画を読ませて頂いておりましたので、目蒲の持っていたイメージである何を考えているか分からないような不気味さをどう表現するのかを考えて撮影に臨みました。
アクションシーンもやらせて頂いたのですが、中田監督やアクション監督がアイディアを取り入れて頂いて、カッコいいアクションになっていると思いますので、ご期待ください。
櫻井海音 コメント
初の映画撮影だったのでとても緊張しました。出演が決まった時は本当に嬉しく、中田組の一員になれて幸せでした。お屋形様/切間創一は非常にミステリアスな役ですが、原作から読み取れる要素や背景を自分なりに汲み取りながら、精一杯演じさせていただきました。是非お屋形様の所作にもご注目ください。
村上弘明 コメント
衣装合わせの時、監督から「アクションは映画の見せ場にしたい」と言われ意気に感じ早速トレーニングを始めました。無敵の死神〈夜行〉に相応しい体造りは思ったよりハードでしたが、近年テレビドラマの多かった私にとって監督の的確な演出は嘘喰いの世界観に導いてくれました。大画面ならではの独特のリズムは私にとって至福のひとときでした。
三浦翔平 コメント
佐田国という役はある事をきっかけに、科学者からマッドサイエンティストに変わる役ですのでその感情の変化や、体の動かし方の違いを意識して演じました。
横浜さん演じる貘と戦う、圧倒的に“悪”で敵対する役は、初めてでしたので新鮮で楽しんでやり切りました。流星君は若いのにしっかりしていて、彼の空気感やお芝居も、凄くやりやすかったです。二人のシーンも楽しんで頂ければと思います。
(C)2022 映画「嘘喰い」製作委員会