俳優でミュージシャンの及川光博が26日、都内で行われた『スカパー! なつエモ天国 TV』(11月1日より放送)の新CM発表会に、YouTuberのパパラピーズ(じんじん、タナカガ)とともに出席した。
70年代~90年代の番組を中心に、昭和から平成初期にみんなをアツくさせた"あの番組"を集めて100作品以上を一挙放送する同番組のアンバサダーに就任した及川は、ド派手なピンクの衣装で登場すると「我ながらミッチーっぽいなと思っています」とコメントして笑いを誘い、配信のカメラに向けて「みんな見てる? 52歳になったよ」と手を振ると、「こういう衣装はこれからもずっと着ていきたい。着させられている感ないよね。着たくて着てるっていう。ピンクのきしめんがぶら下がっていまーす」と笑顔を見せた。
また、10月29日より放映される新CMは、先生役の及川と、生徒役のパパラピーズらが教室内で踊りまくるという仕上がりになっているが、出演した感想を求められた及川は「エモかったですね。学園祭の賑わいを思い出して、中学・高校と学園祭が大好きだったので自然とテンションが上がりましたし、黒板アートとかダンボールで作った小道具などが非常にエモかったですね。スタッフの愛と努力を感じました」とコメント。YouTuberとの共演は今回が初めてだったそうで「(YouTuberとの共演は)彼らが初めてでしたが、勘がいいというかバッチリでしたよ。しかも長時間ずっと真剣に取り組んでいた」と褒め称えると、タナカガは「その場で振り付けをレクチャーされたのに、何回かで全部マスターされて…」と羨望の眼差しで及川を見つめ、じんじんも「プロのすごさを目の当たりにしました」と褒め返したが、及川は「けっこう激しく踊ったので、翌日、肩が痛かった…(笑)」と打ち明けて笑わせた。
イベントでは、視聴者からの質問に答える企画も行われ、「自分の人生に影響を与えるほどのエモい出会いをした人は?」との問いに、及川は「美輪明宏さんと忌野清志郎さん。このお2人方は僕の歴史を語る上で消せません」といい、2人と会った際の心境を尋ねられると「緊張しましたよね。でもともに共演させていただいて、徐々に、自分の人懐っこさもあって人生の教訓や、お仕事をする上での心得など学ぶことが多かったですね。エモいです」としみじみ。
同じ質問に、じんじんは相方のタナカガの名前を挙げ「ふとしたときに"タナカガがおるから今、自分がじんじんとして活動できているんだ"と思わせられる瞬間がある」と答えたが、一方のタナカガは「私はレディー・ガガさんです」と即答してじんじんを驚かせ、「人生の中であんなに自分を奮い立たせた人間はいないなって思うのがレディー・ガガさんで、生き方とかファッションとか、何から何まで憧れの女性で、今後の人生もずっと憧れ続けるんだろうなと思います」と目を輝かせた。
これに、及川は「"会える"と思っていれば会えたりしたよ、僕」と話し、どんな出会いがあったのか追求されると「水谷豊さん。びっくりしたね、あれは。70年代に『熱中時代』というドラマがありまして、それは子ども心に大好きでした。それを本人に伝えて、当時のアナログ盤のBGM集にサインをしてもらったの。『みっちゃんへ』って書いてもらって」と声を弾ませた。
さらに、10月24日に52歳の誕生日を迎え、同イベントでもパパラピーズの2人から誕生日ケーキでお祝いされた及川は「精一杯ミッチー道を突き進んでいきたいと思います」と語り、これから始めたいことを尋ねられると「健康管理ですね。疲れを翌日に残したくないですね。逆に質問ですけど、ご覧のみなさん、いいサプリがったら教えてください」とお願いして笑わせていた。