JR西日本と日本旅行は26日、鉄道の魅力を伝える取組みの一環として、野洲・草津・京都~関西空港間を結ぶ特急「はるか」で使用している「ハローキティはるか」(271系)に乗車し、通常は営業運転を行っていないルートを体験できるツアー「271系新型ハローキティはるかで行く 車両基地入線 日帰りの旅」を11月23日に実施すると発表した。
このツアーでは、車両基地をはじめ、通常は営業運転を行っていない各エリアの風景や車内運転台での写真撮影が可能。車内限定の解説資料などがプレゼントされるほか、ハローキティグッズのプレゼントとグッズ販売、硬券タイプの記念乗車証(1人1枚)のプレゼントも行われ、特別にJR西日本の乗務員が車内サービスを行う。
弁当は大人用に「ハローキティ版ひっぱりだこ飯」、小学生用に「923型ドクターイエロー弁当」、幼児用に「パンダくろしお弁当」を用意。異なるグループの参加者が隣の席に座ることのないように配席が行われる。
ツアー当日(11月23日)は新大阪駅を10時8分に出発し、乗車したまま網干総合車両所宮原支所野洲派出所の電留線に入線し、折り返す。吹田総合車両所日根野支所では、乗車したまま洗浄線体験が行われ、271系「ハローキティはるか」の運転台で記念撮影も楽しめる。なお、いずれの車両所内も下車は不可。その後、天王寺駅に15時48分に到着し、記念撮影を行い、解散となる。
日本旅行「赤い風船 関西版」サイト上で10月27日15時から販売を開始し、大人が2名以上で申し込んだ場合は1人1万2,800円、大人1人で2席利用する場合は1人1万4,800円、こども(小学生)は1人1万800円、こども(幼児)は1人3,000円となる。