「bills」など有名レストランやホテルに採用されている、オーストラリア・シドニー発のスペシャルティーコーヒーロースター「Single O (シングルオー)」が、日本初のフラッグシップカフェ「Single O Hamacho」を10月28日にオープンします。
世界初の「コーヒーオンタップ」を使ったセルフサーブ&セルフペイシステムで、美味しいコーヒーが10秒で手に入る最新店舗ということで、メディア内覧会にお邪魔しました。
世界初の「コーヒーオンタップ」
コーヒーオンタップとは、カウンターに並んだサーバーから直接コーヒーを注ぐシステム。「スピーディーにクオリティの高いブラックコーヒーを楽しんでもらいたい」という想いから、Single Oが開発に携わった世界初のシステムなのだそうです。
同店では、道路に面したカウンターに6つのタップが並び、「シングルオリジン」をはじめとする、6種類のブラックコーヒーを提供。このラインナップは不定期に変わり、品評会に入賞したスペシャリティコーヒーなども同じ値段で楽しむことができます。
店内入ってすぐのレジでお会計して、タップから好きなコーヒー(1杯300円)を注ぐというシステムで、サブスクリプション(月5,000円を予定)利用者は、タップカウンターで画面を見せればそのままコーヒーを注ぐことができます。
好きなコーヒーのタップにカップを置くだけなので、非接触で購入可能なのもこの時期うれしいポイント。紙コップの用意もありますが、カップやタンブラーを持参してコーヒーを注ぐことも可能です。
シドニーで愛されてきた「バナナブレッド」
フードメニューには、オーストラリアンカフェらしいベイクなどをイートインとテイクアウトで用意。シドニーの店舗で長年愛されてきた「バナナブレッドwith エスプレッソバター」(500円)も提供されます。
外側がカリっと、中はふわっとしたバナナブレッドは甘すぎず、エスプレッソバターがよく合います。結構ボリュームもあるので、朝食にもおやつにもおすすめ。
そのほか、オーストラリア発祥のサンドイッチ「ジャッフル」(500円)や、オーストラリアらしい大きな自家製クッキー(250円)、シナモン風味のキャロットケーキ(500円)なども楽しめます。
インテリアにもこだわり
店内インテリアにはサステナブルな素材を使い、シドニーを拠点に世界的に活躍するデザインスタジオ「Luchetti Krelle(ルケッティクレル)」が担当。入口天井には、シドニーの店舗で使用していた紙素材でできたアートを再利用し、店内には廃プラスチックを再利用したテーブルが配置されています。
店内奥の壁一面に広がるのは、「手君(てくん)」などの作品で知られ、世界的なブランドのデザインやグラフィックを手掛けるアーティストWASHIO TOMOYUKI氏が、同店のために描いたウォールアートが。こっそりスカイツリーなども描いてあるので、探してみてください。
代表コメント
同店のオープンにあたって、Single O Japan代表・山本酉氏は以下のようにコメントを寄せています。
「特別な日だけでなく、朝のコーヒーや仕事の合間など、働く人や住む人の日常の中にクオリティの高いコーヒーを届けたいという想いから、手しごとと緑にあふれる街『浜町』にオープンを決めました。また業界からも注目を集めるコーヒーのホットスポットであり、Single O Japanがスタートした墨田区両国の焙煎所もある東東京エリアにも思い入れがあります。『Single O Hamacho』では、コーヒー通はもちろんですが、より多くの方に気軽に、豆の違いやクオリティの高いコーヒーを楽しんでいただきたいと思いカフェのオープンを決定いたしました。コーヒーを介して様々な人が行き交うコミュニティの場にしたいと思っています」
■Information
Single O Hamacho(シングルオーハマチョウ)
住所:東京都中央区日本橋浜町三丁目16-7 スプラウト日本橋浜町1F
アクセス:半蔵門線水天宮前駅徒歩5分/日比谷線・浅草線人形町駅徒歩9分/都営新宿線浜町駅徒歩7分
営業時間:平日7:30~19:00 / 土日祝8:00~19:00