藤原竜也と松山ケンイチがW主演を務める映画『ノイズ』(2022年公開)の予告映像と新キャストが26日、明らかになった。
同作は筒井哲也によるサスペンスコミックの実写化作。絶海にぽつりと浮かぶ孤島“猪狩島”の青年・泉圭太(藤原)と幼馴染の猟師・田辺純(松山)は、新米警察官の守屋真一郎(神木隆之介)とともに誤って小御坂睦雄(渡辺大知)という男を殺してしまう。島の未来、そして家族の未来を守るため、3人はこの殺人を隠すことを決意。しかし、実は元受刑者のサイコキラーだった小御坂の足取りを追って県警が島に押し寄せることに。第2、第3の死体が増える中、すべてを隠し通せるのか。凶悪犯が持ち込んだ一滴の悪意(ノイズ)が染みのように徐々に広がっていき、平和な島を飲み込んでいく。
予告映像は、平和な島で暮らす親友の3人の日常が、1人の”ノイズ”を誤って殺してしまったことで崩壊していくところから始まり、真一郎が言い放つ「全部、なかったことにしましょう」という決意の台詞から、死体を隠しきるための3人の隠ぺい工作が動き出す。「死体がバレたら終わり」という極限状況の中、彼らが殺してしまったのは、警察に追われていた凶悪犯の小御坂睦男であるということが発覚する。県警の出動、島民からの期待、“不安”による疑心暗鬼など、様々なプレッシャーが3人に襲い掛かり、島中に警察の捜査の手が張り巡らされることで、捜査の手がジリジリと3人にも迫りくる。
そんな中、新たな死体の存在も明らかになり、事態は急展開を迎える。映像の後半では「もう何やったって駄目だ…」と絶望する圭太(藤原竜也)の姿も映し出されており、幼馴染3人が県警の捜査の手を逃れ死体を隠しきることができるのか、目が離せない展開となっている。
今回の映像解禁と併せて、本作の本ポスタービジュアルと、3人を取り巻く豪華な追加キャスト情報も一挙に公開された。3人を追い詰める刑事・畠山の相棒・青木千尋役に伊藤歩、農家・床吉の息子・横田昭一役に酒向芳、町長・庄司の部下・野毛二郎役に迫田孝也、真一郎の母・守屋仁美役に鶴田真由、地方創生局員として猪狩島に訪れる酒井義昭役に波岡一喜、真一郎の先輩として前任の駐在員を務めた岡崎正役に寺島進、猪狩島の復興を第一に考える町長・庄司華江役に余貴美子、そして圭太と純の隣人で物語の重要なカギを握る農家・横田庄吉役に柄本明らが脇を固める。