中京テレビ・日本テレビ系バラエティ番組『ヒューマングルメンタリー オモウマい店』(毎週火曜19:00~)が、きょう26日に放送。飯尾和樹と山之内すずをゲストに迎える。

  • エキサイティングなうなぎ屋・野沢屋の店主=中京テレビ提供

すっかりおなじみになった、店主の口ぐせが「エキサイティング」のオモウマいうなぎ屋「野沢屋」は、放送を毎回家族と共に見届けているため、今回は4度目の密着取材へ。

近況を取材すべく店を訪れると、なにやら見慣れない女性の姿が。なんと彼女は1カ月前からウナギの焼き方を学ぶために店主の下に入門している弟子だという。この番組をきっかけに、はるばる大阪から来訪。自身でも「エキサイティングな店をしてみたい」とうなぎ職人を目指しているのだという。

さらに、これまでの取材を通し腹を割って話せる関係になったスタッフと店主は、一緒に食事へ。そんな中で、MC・小峠英二への思いを熱く語りはじめた店主から思わぬ構想が伝えられる…。

愛知県名古屋市からは、ちょっぴりコワモテの51歳店主と、昨年結婚したばかりだという35歳の妻と2人で営む海鮮食堂が登場。名物「海鮮丼」は、マグロやタイ、サーモン、カンパチ、ヒラメ、クエ、ボタンエビ、ズワイガニ、生シラスといった23種類ものネタの刺身が、丼に収まりきらずはみ出すほどに載って、たったの1,290円だ。これには海の幸の本場・北海道と青森県出身の客も「この値段でこんな海鮮丼はあっちでも見たことない」と、目を丸くする。こちらの原価は1,500円~2,000円のため、出せば出すほど赤字となってしまう。「売上を全て海鮮丼に費やしている」という店主と、「家計は火の車。化粧品も100均でしか買わせてもらえない」という妻は、いつも意見が衝突している。

店主自身も「(海鮮丼1,290円は)ありえない話」と言いながらも「お客さんが『う~ん』って言いながら食べとった。ああいうのを聞くとね、やっとってもこっちが気持ちいい」と、これからも海鮮丼にすべてを捧げる覚悟のようだ。

長野県長野市からは、71歳の男性店主が1人で切り盛りする、地元民に愛される老舗定食屋が登場。チャーシューに卵が絡む「チャーシューエッグ丼」は、自家製のチャーシュー6枚・玉子3つが丼ぶりからはみ出るほどに盛られた大ボリュームながら、値段は800円とリーズナブル。「大赤字だ」と話す店主だが、「おれが生卵とメシ食ってりゃお客さんが喜ぶ。その分、肉と飯大盛りにするから」と、自分が質素な食事をしてでも客へのサービスを大事にしている。

そんな店主のもとには常連客も多く集い、中でも7~8年前に近所に引っ越してきてから週4でお店に通う、常連客の“久保田さん”は、口を開けば冗談が飛び出す陽気な男性で、お店のムードも明るくするのにも一役買っている。「煮カツ定食」(850円)のメニュー札には“久保田さんのおすすめ”と書かれるほど。店の外にあるトイレの場所がわからない客を案内するなど、店員かのように店主を手助けする久保田さんだが、その理由を「大将が好きだから。秋山が大好きだから支えている」と話す。