アイドルグループ・嵐の松本潤が主演を務める2022年1月期のテレビ朝日系新ドラマ『となりのチカラ』(毎週木曜21:00~)の出演者が発表された。

  • 上段左から小澤征悦、風吹ジュン、浅野和之、下段左からソニン、清水尋也、映美くらら=テレビ朝日提供

今作は、ドラマ『家政婦のミタ』(11年)や『過保護のカホコ』(17年)で知られる人気脚本家・遊川和彦氏によるオリジナルドラマ。松本演じる、思いやりと人間愛だけは人一倍、だけど何をしても中途半端で半人前な男・中越チカラが、同じマンションに住む住人たちの悩みを解決し、強い繋がりを持っていく様子を描く社会派ホームコメディだ。今回は、個性豊かでちょっと“ワケあり”な住人たちを演じる俳優陣が発表された。

チカラ一家の隣に暮らすのは、小澤征悦演じる木次学と映美くらら演じる妻・達代、そして小学生の娘・好美の3人家族。モデルハウスのCMに出てきそうな素敵な“お隣さん”だが、なぜか妻と娘は怯えている様子。一体なにが起きているのか、チカラは気になって仕方がない。

真下に住むのは、ソニン演じる幸薄そうな美人・マリア。チカラは、1人暮らしのマリアの部屋から複数の男が出入りする様子を心配している。近年舞台を中心に活躍を見せているソニンが、久しぶりに連続ドラマへレギュラー出演する。

また俳優の清水尋也が演じるのは、10年前に世間を震撼させた凶悪少年犯罪事件の真犯人「少年A」だという噂のある美しい青年・上条知樹。寡黙で無表情な知樹は住人たちから冷たい殺し屋のような印象を持たれているが、上条が背負ってきたものをチカラは知ってしまう。

浅野和之演じるマンションの管理人・星譲は、一見人当たりがよく、愛想のいいおじさんだが、よく見るとどこか笑顔が嘘っぽいというキャラクター。苦情を訴えても「はいはい」と言いながら適当にお茶を濁すが、住民のウワサ話は大好きで、聞いてもないのに喋り出す。だが自分のことは一切話そうとしない。星は深い闇を抱えているのか……?

チカラ一家の真上に住むのは、高校生の孫と2人で暮らす柏木清江。孫の託也が小学校のときに両親を震災で失って以来、愛情いっぱいに託也を育てて来たが、ある異変が。その様子に偶然出くわし、チカラの悩みの種が増えることに。そんな清江を、ドラマ『やすらぎの郷』での好演も記憶に新しい風吹ジュンが演じる。