産経新聞社主催の「第7回 鉄道技術展 2021」と「第4回 橋梁・トンネル技術展」が11月24~26日、幕張メッセで開催される。
鉄道技術展は、安全・安心・快適・環境・省エネをテーマとした鉄道全般の技術・製品・サービスの展示会。339の企業と団体が出展する予定で、交通・鉄道システム、土木・インフラ技術、電力・輸送・運行管理、車両、旅客サービス、自動化などに関する展示を行う。
また、国土交通省大臣官房技術審議官の江口秀二氏が「鉄道技術行政における新たな課題への対応」、JR東日本顧問の小縣方樹氏が「公共交通からはじまる革新的な価値の創造(仮)」と題し、それぞれ基調講演を実施。JR東海とJR西日本も特別公演を行う。
今回は鉄道国際シンポジウムとの合同開催となり、鉄道総合技術研究所理事長の渡辺郁夫氏、北京交通大学教授の楊中平氏、フランス国鉄のクリスティーン・フンフシリング氏の3氏が「合同基調講演」として各国の取組みや課題などについて話す。
橋梁・トンネル技術展は、社会インフラ構造物の建設技術や保全技術、老巧化対策、補修技術、材料や工法、機器や機材、点検用ドローンなどに関する展示会で、43の企業と団体が出展予定。東京大学生産技術研究所次世代モビリティ研究センター/モビリティ・イノベーション連携研究機構教授/機構長の須田義大氏が「今後のモビリティ社会の展望 - MaaSを踏まえた鉄道のイノベーション」と題した基調講演を行う。
その他、会場内特設ステージで各社がテーマごとに発表する「製品技術説明会」とステージプレゼンテーションを実施する。