東京モノレールは22日、浜松町駅西口で進行中の開発事業にともない、モノレール浜松町駅ビルの建替工事に本格着手すると発表した。工事期間は8年3カ月、竣工は2029年12月を予定している。
建替工事では、駅ビル3階中央部に開発ビルと駅直結の歩行者広場を整備するほか、ステーションコア(3階デッキレベルのJR・モノレール、1階レベルのバス・タクシー・地下鉄をつなぐ、A・B街区開発ビル内に設けられる視認性の高いエスカレーターや階段による縦動線)と接続し、他交通機関との乗換利便性の向上と交通結節点機能強化を図る。
周辺の自由通路整備事業等と合わせ、竹芝・芝浦地区などと歩行者ネットワークを形成し、現在は2階と3階に分かれている改札口を3階に集約することで、わかりやすく利用しやすい駅とする。1964(昭和39)年の開業から57年が経過した駅施設を更新することにより、防災機能の強化も図るとのこと。