ダンス&ボーカルグループ・GENERATIONS from EXILE TRIBEの片寄涼太初の著書『ラウンドトリップ 往復書簡』(29日発売 新潮社 1650円/240ページ 四六変小判)の発売前重版がこのほど決定し、本編掲載カットが先行公開された。
同作は、片寄をデビュー前からよく知る作詞家・小竹正人氏と片寄が、二人の出会いや懐かしい出来事、それぞれの家族の話や恋愛観・結婚観まで、互いに宛てた書簡集。
今回公開された先行カットでは、片寄が中世ヨーロッパの時代から使用されていた手紙の封筒や文書に封をする「封蝋(ふうろう)」に初挑戦している。「結構難しい……」と言いながら蝋を垂らし、印を押す片寄の様子を収めた。書籍にはこの4ページを含む、撮り下ろしグラビア16ページが収録されている。
なお、発売日当日の29日には、CL LIVE CASTとInstagramで『ヨセFM ラウンドトリップスペシャル』を配信する。
本人コメントは以下の通り。
■片寄涼太
今回初めての著書を出させていただきます。ちょっぴりお恥ずかしい内容もありますが、自分らしい心の内を小竹さんにも引き出していただきながら、表現できたのではないかという風に思っています。執筆は簡単なものではなく、コロナ禍で人に会えなかったこともあり、エピソードが出来づらい状況でした。ですが日常の些細なことから感じたことを積み重ねていくうちに、当たり前の日々が違った景色に変化していったように思います。往復書簡のスタイルは一つひとつがそこまで長くないので、比較的読みやすいのではないでしょうか。信頼する方にだけ見せることのできる素顔に近い部分を、そっと覗き見して頂けたらと思います。
■小竹正人
往復書簡をやっていたときの私は、片寄涼太のまっすぐな若さがもどかしくも羨ましくて仕方がなかった。そして彼からの手紙で何度も過去の自分にタイムスリップさせられていた。私たちのことを知らない人も含め、同じ時代を生きるすべての方に読んでいただきたい一冊です。