アユートは10月22日、Astell&Kernのスタンダードポータブルプレーヤー「A&norma SR25」をベースに、4.4mmバランス出力を追加し、音質も強化した新機種「A&norma SR25 MKII」を発表した。価格は99,980円。製品の詳細や発売日は決定次第、改めて案内するとしている。
A&norma(エーアンドノーマ)スタンダードラインの第2弾モデルとして2020年に発売した「SR25」(実売約94,000円)の後継機種で、新たに4.4mmバランス出力を搭載し、超高純度銀メッキシールド缶を採用するなど音質も強化。
シーラス・ロジック「CS43198」のデュアルDAC構成を継承し、最大384kHz/32bitのPCM再生や、DSD 256(11.2MHz)のネイティブ再生に対応。3.5mmアンバランス出力、2.5mmバランス出力も引き続き搭載する。
約20時間の⾧時間再生が可能な省エネ設計を採用(SR25は最長21時間)。プレーヤーをBluetoothレシーバーとして使う「BT Sink」や、同一ネットワーク上にあるファイルをワイヤレスでデータ転送する「AK File Drop」、音量の異なる音源を同一の音量レベルに調整する「ReplayGain(リプレイゲイン)」といった、最上位機「SP2000T」などで採用している機能をSR25 MKIIにも投入する。
別売オプションとして、専用ケース「A&norma SR25 MKII Case」を用意。価格は7,980円。カラーはBlack、Orange、Denim Blueの3色。イタリア・ミラノに拠点を置き、プロダクトデザインとパターン、カラーで業界のニュースタンダードとして評価されているポリウレタンメーカー「Synt3」が製造を手がける。
柔らかく耐久性のあるLASKINAポリウレタン生地は、外部からの衝撃や傷から保護するとともに、優れたグリップ力とスタイリッシュな外観を兼ね備える素材。ケースに使われているMEMORY素材は、クラシックな高級レザーの質感を模したポリウレタン生地で、ナチュラルレザー風のシワやツヤなど、高級感と躍動感のある外観を実現する。