モノクロの無声映画時代から、日本でも多くの映画が制作されてきました。小津安二郎、黒澤明、宮崎駿といった国際的に評価の高い映画監督も多く輩出しています。

近年では、実写、アニメを含め、毎年500本以上の日本映画が劇場公開されており、コロナ禍においても『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』のような大ヒット作も生まれました。ジャンルも多岐にわたり、アニメ映画や「ゴジラ」シリーズなどの怪獣映画、特撮映画など、世界に多くのファンを持つ日本発のジャンル映画も登場しています。

今記事では、マイナビニュース会員518名に「おすすめしたい日本映画」をテーマにアンケートを実施。必見に値する日本映画の名作を20本セレクトしましたのでご紹介します。

  • 最もおすすめしたいと思う邦画ランキングまとめ

    邦画のおすすめ作品ランキングを一挙に紹介

Q.あなたが視聴して他の人におすすめしたいと思った邦画はありますか?

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調査の結果、マイナビニュース会員のうち他の人にすすめたいと思った邦画があるという人は63.9%で、約3人に2人がすすめたい映画があるという結果になりました。他の人におすすめしたいと思う邦画を具体的に教えてもらったところ、ランキングは以下のようになっています。

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おすすめ邦画ランキング

1位『千と千尋の神隠し』(2001年公開/9.2%)
2位『ALWAYS 三丁目の夕日』(2005年公開/7.8%)
3位『もののけ姫』(1997年公開/7.5%)
4位『シン・ゴジラ』(2016年公開/6.9%)
5位『おくりびと』(2008年公開/6.2%)
6位『君の名は。』(2016年公開/5.9%)
7位『容疑者Xの献身』(2008年公開/5.2%)
7位『君の膵臓をたべたい』(2017年公開/5.2%)
9位『永遠の0』(2013年公開/5.2%)
10位『テルマエ・ロマエ』(2012年公開/4.2%)
11位『海街diary』(2015年公開/3.6%)
12位『万引き家族』(2018年公開/2.9%)
13位『ゴールデンスランバー』(2010年公開/2.3%)
13位『カメラを止めるな!』(2018年公開/2.3%)
15位『おおかみこどもの雨と雪』(2012年公開/2%)
16位『東京物語』(1953年公開/1.6%)
16位『AKIRA』(2020年公開/1.6%)
16位『サマーウォーズ』(2009年公開/1.6%)
19位『告白』(2010年公開/1.3%)
19位『海賊とよばれた男』(2016年公開/1.3%)

続いて、これらの作品をよかったと感じた理由を作品ごとに紹介していきましょう。

1位『千と千尋の神隠し』

当時の国内興行収入歴代1位を記録した、宮崎駿が原作・監督・脚本を務めた大ヒットアニメ映画。10歳の少女・千尋が、両親と地方都市に引っ越す途中で異世界に迷い込み、名前を奪われ“千”として湯屋で働きはじめる。

出演/柊瑠美、入野自由、夏木マリ、内藤剛志
監督/宮崎駿
公開年/2001年

・「世界観が独特で、引き込まれるよさがあったので」(53歳男性/その他電気・電子関連/メカトロ関連技術職)
・「生き方の勉強になりました」(57歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「アニメでも、ストーリーが奥深いため」(50歳男性/流通・チェーンストア/IT関連技術職)
・「子どもが成長していく姿に感動できるので」(40歳男性/流通・チェーンストア/営業関連)
・「ストーリーがよくできているから」(47歳男性/建設・土木/技能工・運輸・設備関連)
・「周りの描写に何か懐かしさを感じた」(48歳男性/医療・福祉・介護サービス/専門サービス関連)
・「映像が美しくてストーリーがいい」(43歳男性/物流・倉庫/技能工・運輸・設備関連)

2位『ALWAYS 三丁目の夕日』

昭和33年、建設中の東京タワーをのぞむ下町で、ある町工場の一家と彼らを取り巻く人々の日常を描く。昭和の暮らしや風景など、古きよきイメージの日本の姿と人間模様が描かれる。

出演/吉岡秀隆、堤真一、小雪、堀北真希
監督/山崎貴
公開年/2005年

・「人情にあふれたすてきな昭和の物語」(66歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「登場人物の関係性やそれぞれの感情が丁寧に描かれている。当時の情景も、とてもよい」(38歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「懐かしい昭和時代の家族愛が素晴らしかった」(57歳男性/ホテル・旅館/販売・サービス関連)
・「1964年生まれなこともあり懐かしいと思いました」(56歳男性/住宅・建材・エクステリア/建築・土木関連技術職)
・「昭和の懐かしさが満載だから」(37歳男性/海運・鉄道・空輸・陸運/技能工・運輸・設備関連)
・「自分の子ども時代の懐かしさがあった」(56歳男性/その他金融/営業関連)

3位『もののけ姫』

1997年当時の日本映画歴代興行収入を記録した、宮崎駿が原作・監督・脚本を務めたアニメ映画。室町時代の日本を舞台に、タタリ神に呪われた少年アシタカと、もののけ姫とよばれる少女サンとの出会い、自然と人間の拮抗を描く。

出演/松田洋治、石田ゆり子、田中裕子、小林薫
監督/宮崎駿
公開年/1997年

・「アニメ映画としての完成度が高い。声優の声とキャラクターがとてもマッチしている。またストーリーがいい」(62歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「自然と人間の共存や、かつて地球上では過去にこういうことが本当にあったのではないかと感じさせる内容だから」(51歳男性/ホテル・旅館/営業関連)
・「日本の歴史・文化・風俗と物語がマッチしていて、ジブリアニメとしては起承転結がよくまとまっているから」(38歳男性/通信関連/事務・企画・経営関連)
・「迫力があるし、子どもながらに衝撃を受けたから」(35歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「ベタだけど一番面白いと思ったので」(48歳男性/鉱業・金属製品・鉄鋼/事務・企画・経営関連)

4位『シン・ゴジラ』

庵野秀明が総監督・脚本を務め、日本が誇る怪獣「ゴジラ」を現代社会に登場させた空想特撮映画。現代日本に上陸した謎の巨大不明生物・ゴジラをめぐり、対策に追われる政府関係機関の面々とゴジラの攻防を描く。

出演/長谷川博己、竹野内豊、石原さとみ、高良健吾
監督/庵野秀明
公開年/2016年

・「世界観が壮大で日本映画の代表的なシリーズだから」(34歳男性/輸送用機器/販売・サービス関連)
・「あまり難しく考えることなく楽しめる映画だったから」(50歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「日本の特撮技術の高さ」(53歳男性/銀行/事務・企画・経営関連)
・「覚悟と責任を考えさせられる」(60歳男性/不動産/事務・企画・経営関連)

5位『おくりびと』

故郷の山形で、遺体を棺に納める納棺師になった男が、戸惑いながらもさまざまな人の死と向き合い、人生をみつめていく姿を真摯に描いたヒューマンドラマ。2008年の第81回アカデミー賞で外国語映画賞を受賞するなど、国内外で高い評価を得た。

出演/本木雅弘、広末涼子、山﨑努、峰岸徹
監督/滝田洋二郎
公開年/2008年

・「素直に感動しました。色々な人に感じてほしい映画でした」(42歳男性/物流・倉庫/技能工・運輸・設備関連)
・「現代の世相を反映した、リアリティのあるストーリーに感銘を受けたから」(61歳男性/その他金融/営業関連)
・「死ということを考えさせられた」(45歳女性/化粧品・医薬品/販売・サービス関連)

6位『君の名は。』

1000年ぶりの彗星接近が1カ月後に迫ったある日、田舎町に暮らす女子高生・宮水三葉と、東京で暮らす男子高校生・立花瀧は、寝ている間に心と身体が入れ替わっていることに気づく……。夢の中で入れ替わった少年少女の青春と運命を新海誠監督が美しい映像で描いたアニメ映画。

出演/神木隆之介、上白石萌音、長澤まさみ、市原悦子
監督/新海誠
公開年/2016年

・「ストーリーと映像の綺麗さ。話の続きがみたいと思える」(51歳男性/ソフトウェア・情報処理/IT関連技術職)
・「映像美と交差するストーリーがよかった」(43歳男性/ソフトウェア・情報処理/IT関連技術職)

7位『容疑者Xの献身』

東野圭吾の人気小説「探偵ガリレオ」シリーズ初の長編で、直木賞を受賞した同名小説を、TVドラマ「ガリレオ」のスタッフ・キャストで映画化。福山雅治演じる天才物理学者の湯川学が、かつての友人である天才数学者の周辺で起きた犯罪に迫る。

出演/福山雅治、柴咲コウ、堤真一、松雪泰子
監督/西谷弘
公開年/2008年

・「石神の不器用で真っ直ぐな献身的な愛に泣けてくる。天才物理学者湯川の友人を思う人間的な部分や気持ちもみられた」(48歳女性/繊維・アパレル/技能工・運輸・設備関連)
・「容疑者を推理して追い詰めるのがとても面白い」(38歳男性/ソフトウェア・情報処理/IT関連技術職)

7位『君の膵臓をたべたい』

膵臓の病気で余命わずかな少女と、そのことを唯一知っている“僕”の物語。彼女の「死ぬまでにやりたいこと」に付き合ううち、“僕”の世界は広がっていく……。浜辺美波と北村匠海の共演による青春ラブストーリー。

出演/浜辺美波、北村匠海、大友花恋、矢本悠馬
監督/月川翔
公開年/2017年

・「タイトルをみたときには、まったくみたいと思わなかったが、実際にみると誰もが感動する映画だった」(60歳男性/医療・福祉・介護サービス/公共サービス関連)
・「2人の純愛にとても感動しました」(45歳男性/通信関連/営業関連)

9位『永遠の0』

零戦パイロットだったという実の祖父の人生を調べるうち、「海軍航空隊一の臆病者」と言われた祖父の本当の思いに気づく若者を描いた感動作。百田尚樹の同名ベストセラー小説を山崎隆監督が映画化。

出演/岡田准一、三浦春馬、井上真央、濱田岳
監督/山崎貴
公開年/2013年

・「ストーリー、配役、映像、すべてがよかった」(60歳男性/不動産/営業関連)
・「戦争というものを新しい視点で表している感動の作品です」(71歳男性/その他/その他・専業主婦等)

10位『テルマエ・ロマエ』

古代ローマ帝国の浴場設計師であるルシウスが現代日本にタイムスリップ。漫画家志望の女性とともに、日本の風呂文化を学ぶルシウスの様子をコミカルに描く。阿部寛、北村一輝といった濃い顔の日本人俳優が古代ローマ人を演じるコメディ映画。

出演/阿部寛、上戸彩、北村一輝、竹内力
監督/武内英樹
公開年/2012年

・「古代ローマ帝国時代のお風呂のお話で、なぜかタイムスリップして日本に来てしまい、日本のお風呂の技術に驚く主人公の表情などとても面白い。主人公の阿部寛の顔がローマ人にみえるし、その他の出演者も濃い顔の人ばかりで、ストーリーもいい」(59歳女性/官公庁/事務・企画・経営関連)
・「笑いあり、演技力も高い、歴史背景が面白いなどなど盛りだくさん」(44歳男性/教育/事務・企画・経営関連)

11位『海街diary』

鎌倉に暮らす香田家3姉妹のもとに、15年前に家を出た父の訃報が届く。3姉妹は、父の葬儀で初めて出会った14歳の異母妹とともに生活を始めることになる……。当代の人気女優が姉妹を演じる、是枝裕和監督作。

出演/綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すず
監督/是枝裕和
公開年/2015年

・「4姉妹の優しさと愛情あふれる何気ない穏やかな日々が美しい風景とともに爽やかに描かれているストーリー展開が心地よいです」(54歳男性/その他/技能工・運輸・設備関連)

12位『万引き家族』

家族ぐるみで万引きなどの軽犯罪で生計を立てている一家のもとに、ネグレクトされた幼い女の子がやってくる……。児童虐待、格差、年金詐取など、現代の日本が抱える問題を描きながらも、人と人とのつながりを感じさせる一作。第71回カンヌ国際映画祭で最高賞のパルムドールを獲得した。

出演/リリー・フランキー、安藤サクラ、松岡茉優、城桧吏
監督/是枝裕和
公開年/2018年

・「万引きという,普通は考えられないことをとおして家族や社会との関係を考えさせられる」(42歳男性/コンピューター機器/メカトロ関連技術職)

13位『ゴールデンスランバー』

伊坂幸太郎の原作小説を中村義洋監督が映画化したサスペンス映画。仙台で行われた首相の凱旋パレードで、何者かに犯人に仕立て上げられた男性の逃亡劇を描く。何重にも仕掛けられた罠をかいくぐり、昔の仲間とのつながりや、これまでの経験を武器に必死で逃げる男を堺雅人が演じている。

出演/堺雅人、竹内結子、吉岡秀隆、劇団ひとり
監督/中村義洋
公開年/2010年

・「意外な展開、伏線回収も面白い。堺雅人がはまり役」(56歳男性/ビル管理・メンテナンス/営業関連)

13位『カメラを止めるな!』

山奥の廃墟での映画撮影中、本物のゾンビが撮影隊を襲いはじめる……。ゾンビ映画を生中継、1カットで撮影するというコンセプトで制作された、上田慎一郎監督のゾンビコメディ。意外な展開と見事な構成が話題を呼び、拡大公開を重ねて大ヒットを記録した。

出演/濱津隆之、真魚、しゅはまはるみ、長屋和彰
監督/上田慎一郎
公開年/2017年

・「最初は、奇妙なゾンビ映画という展開だったのが、最後はあっと驚く内容にただただ印象に残る作品だった」(52歳男性/サービス/IT関連技術職)

15位『おおかみこどもの雨と雪』

夫となった“おおかみおとこ”の死後、女手ひとつでふたりの“おおかみこども”を育てることになる人間の女性・花の13年間の姿を描いた、細田守監督のオリジナル作品。花とおおかみこどもたちは、山奥の村でひっそり暮らしながら、自分がどう生きるべきかを考えていく。

出演/宮崎あおい、大沢たかお、黒木華、西井幸人
監督/細田守
公開年/2012年

・「特に子を持つ母親に一番ひびく内容だと思います。子どもはいつか母の手を離れていきますが、その切なさに何回みても泣けます」(50歳女性/流通・チェーンストア/販売・サービス関連)

16位『東京物語』

1952年に制作されて以来、世界的にも高く評価されている、小津安二郎監督の代表作。尾道から20年ぶりに上京し、東京で暮らしている子どもたちを訪ねた老夫婦。実子たちは彼らを冷たくあしらうが、戦死した次男の未亡人だけは彼らをあたたかくもてなしてくれた……。老夫婦の旅をとおし、戦後日本の家族関係の変化を表してみせた。

出演/原節子、笠智衆、東山千栄子、山村聰
監督/小津安二郎
公開年/1953年

・「小津安二郎監督の淡々とした描き方が好きだから。原節子もとても美しい」(60歳女性/繊維・アパレル/販売・サービス関連)

16位『AKIRA』

大友克洋が原作・監督・脚本を務めたSFアニメ。1988年に公開され、現在でも高い支持を受けている一作。近未来、翌年にオリンピック開催を控えた2019年、東京湾上に築かれた新しい都市ネオ東京を舞台に、超能力者と暴走族の少年、軍隊などの戦いを描く。

出演/岩田光央、佐々木望、小山茉美、石田太郎
監督/大友克洋
公開年/1988年

・「アニメとしても、漫画としても、日本を代表するSF超大作だと思う」(58歳男性/その他/その他・専業主婦等)

16位『サマーウォーズ』

世界中の人々が利用するインターネットの仮想空間OZが乗っ取られ、社会が大きな混乱に陥った……。OZの保守のアルバイトをしていた高校2年生の健二は、長野県上田市にある憧れの先輩・夏希の実家で、夏希の一族たちとともにOZの危機に立ち向かう。細田守監督のオリジナル長編アニメ。

出演/神木隆之介、桜庭ななみ、富司純子、谷村美月
監督/細田守
公開年/2009年

・「家族のつながりの大切さにとても感動した」(54歳男性/フードビジネス(洋食)/事務・企画・経営関連)

19位『告白』

湊かなえの原作小説を中島哲也監督が映画化したサスペンス。娘を学校のプールで殺された女性教師・森口。学年末の終業式の日、彼女は生徒たちに犯人がクラスの中にいると、衝撃の告白をする……。森口を演じる松たか子の怪演も見逃せない一作。

出演/松たか子、岡田将生、木村佳乃、西井幸人
監督/中島哲也
公開年/2010年

・「淡々とした展開から一気にクライマックスへ加速していく演出が日本映画らしいなと思っていて、それがこの作品では味わえるから」(47歳男性/その他/クリエイティブ関連)

19位『海賊とよばれた男』

百田尚樹原作、山崎貴監督、岡田准一主演という『永遠の0』チームが再結集した人間ドラマ。主要燃料が石炭だった時代に、石油の将来性を見抜き石油事業に乗り出していく男の姿を描く。主人公のモデルとなったのは、出光興産を創業した出光佐三とされている。

出演/岡田准一、吉岡秀隆、染谷将太、鈴木亮平
監督/山崎貴
公開年/2016年

・「男の生きざまがかっこよく、大変感動した」(60歳男性/海運・鉄道・空輸・陸運/営業関連)

おすすめ邦画ランキングのまとめ

マイナビニュース会員にもっとも人におすすめしたいと思う邦画の映画を聞いたところ、1位は9.2%の支持を集めた『千と千尋の神隠し』でした。2位は『ALWAYS 三丁目の夕日』(7.8%)、3位『もののけ姫』(7.5%)、4位『シン・ゴジラ』(6.9%)、5位『おくりびと』(6.2%)という結果です。

1位の『千と千尋の神隠し』は、言わずと知れた宮崎駿監督によるスタジオジブリの人気アニメ作品。異世界に迷い込んだ少女の奮闘を描いています。「ストーリーが奥深い」など、話の内容にも人気が集まっています。

2位『ALWAYS 三丁目の夕日』は、戦後の昭和・下町が舞台の群像劇です。古きよき日本の景色や家族の姿が描かれていて、ノスタルジーを感じると話題になりました。シリーズ化され、続編が何作も制作されています。

3位『もののけ姫』も、宮崎駿監督のアニメ映画。室町時代の日本を舞台に、深い森の中で神域を侵す人間たちを襲う神々と人間の姿を描いています。環境問題を取り上げていることでも話題の作品です。

4位『シン・ゴジラ』は、東宝が製作したオリジナルゴジラ映画。特撮を取り入れた映像は迫力満点です。主要キャストが豪華なのはもちろん、狂言師の野村萬斎がゴジラのモーションキャプチャーアクターを担当したことも話題になりました。

5位『おくりびと』は、遺体を棺に納める納棺師が、さまざまな死と出会うことで成長していく姿が描かれています。本木雅弘と広末涼子の好演が、国内外で高く評価されている作品です。

6位以下にも、たくさんの名作・話題作がランクインしています。皆さんも今回のアンケートで興味を持った作品があれば、おうち時間にぜひ鑑賞してみてはいかがでしょうか。

調査時期:2021年8月14日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男女合計518人(男性349人、女性169人)
調査方法:インターネットログイン式アンケート