アイリスオーヤマは10月20日、電気ケトルと鍋を1台にまとめた「クッキングケトル」(ICK-M1200)を発表した。10月27日に発売する。参考価格は15,708円。
「クッキングケトル」は、電気ケトルと鍋の用途を一台にまとめ、湯沸かしや鍋、煮込み料理などのメニューを自動調理できるキッチン家電。炊飯機能も搭載する。感染予防や、他人に気兼ねしないなどの理由から「一人鍋」の需要が高まっていること、また狭いキッチンへ収納できる小型調理家電の需要が高まっていることを背景に開発された。
加熱方式はマイコン式で、温度や時間を細かく制御できるほか、鍋の温度を一定に保てるためローストビーフやチャーシューなどの低音調理も可能。温度は40度~100度(10度単位)で設定でき、また調理時間は40度~70度のときは4時間まで、80度~100度のときは30分まで設定できる。
自動メニューは、「鍋」「インスタント麺」「煮込み」「サラダチキン」「炊飯」の5つで、必要な材料を入れた後は自動メニューを選択するだけで料理が完成するという。公式サイトには専用のアレンジレシピも公開されている。
鍋部分には、麺類や茹で野菜の調理に便利な湯切り口を備え、調理中に出た不要なお湯を捨てられる。また、鍋底は加熱部分が接地しない設計になっているため、鍋敷き不要で食卓に置ける。鍋部分とフタ部分は水洗いも可能だ。
本体サイズはW280×D200×H187mm、重さは約1.8kg。電源コード長は約2mで、取り外しやすいマグネットプラグを採用する。