良品計画は10月20日、レトルトカレーの新商品として、「素材を生かしたジビエのカレー」の2種類「猪肉と3種の豆のカレー」「鹿肉とマッシュルームのカレー」を発売した。価格はともに450円。取り扱いは全国の「無印良品」店舗とネットストア。
初めてジビエカレーをレトルトとして商品化
「猪肉と3種の豆のカレー」は、猪肉のひき肉と、ひよこ豆やレッドキドニーなど3種類の豆を使用したキーマカレー。複数の香辛料を効かせ、深みのある味に仕上げたという。内容量は180g。
「鹿肉とマッシュルームのカレー」は、鹿肉のひき肉と、ソテーしたマッシュルームやたまねぎを合わせた欧風カレー。赤ワインやトマト、りんごと一緒にじっくり煮込んでいる。内容量は180g。
また同日より、無印良品のレストラン・カフェ「Cafe&Meal MUJI」にて、これら2種のカレーを新メニュー「猪肉と3種の豆のカレー&バターチキンカレー あいがけセット(デリ1品付き)」「鹿肉とマッシュルームのカレー&バターチキンカレー あいがけカレーセット(デリ1品付き)」として提供。人気のバターチキンカレーとあいがけにすることで、ジビエ初心者でも食べやすくしたという。価格はともに950円。
「ジビエ」とは、フランス語で「狩猟によって捕獲された野生動物の肉」を意味する。同社は2020年3月、全国の「Cafe&Meal MUJI」にて「ジビエカレー」を販売し、顧客から好評を得ている。そこで今回、「ジビエカレー」をもっと手軽に楽しんでもらえるよう初めてレトルトカレーとして商品化。ジビエ活用の広がりに貢献するとともに、「地域が抱える課題や環境問題について考えるきっかけになればと考えている」(同社)。