ノマドマーケティングは10月19日、「卒婚」に関する調査結果を発表した。同調査は10月11日、30歳~59歳の既婚男女全国の1,000名を対象に、インターネットで実施した。
離婚はしないものの、夫婦関係をリセットしてそれぞれの人生を自由に楽しく生きる夫婦形態「卒婚」をしたいと思うか尋ねたところ、「はい」と答えたのは28%(男性10%、女性18%)だった。
卒婚をしたいと答えた人は、30代では22%であったのに対し、40代では36%、50代では41%と年齢が上がるにつれ増えることがわかった。
実際に卒婚をしているか尋ねたところ、「している」はわずか7%にとどまった。卒婚したいと考えている多くの人は、実際に卒婚していない状態であることがわかった。
卒婚している人に、「家庭内卒婚」「別居」のどちらであるか聞くと、70%が家庭内、30%が別居と答えた。
卒婚の生活費をどうしているか尋ねたところ、男性は「お互いが出してる」(神奈川県 男性 44歳)という意見もあったが、「今まで通り」(神奈川県 男性 50歳)、「全額負担」(群馬県 男性 55歳)など、男性が負担するケースが多かった。
女性は、「もらっている」(大阪府 女性 30歳)など、男性側が生活費を払うケースもあるが、「共働きなので、お互いに出し合う」(福岡県 女性 31歳)、「パート代プラスα旦那から養育費として現金を受け取っている」(千葉県 女性 36歳)、「自分は自分で」(三重県 女性 47歳)など、パートナーに依存したくないせいか一部を自分で負担するという声も目立った。