女優の戸田恵梨香と永野芽郁がW主演した日本テレビ系ドラマ『ハコヅメ~たたかう!交番女子~』(7月7日~9月15日放送)が、ギャラクシー賞テレビ部門の9月度月間賞を受賞した。

  • 『ハコヅメ』主演の戸田恵梨香(左)と永野芽郁

同賞では「主役の永野芽郁をはじめ、キャストがみんなハマり役。チーム『ハコヅメ』はタイトルバックに映る夏空のように、見る者の気持ちを明るくしてくれた。先輩と後輩、上司と部下、同期の仲間、警察内部に、こんなにも心の通い合いが描かれるドラマがあっただろうか。『拝啓、お父ちゃん』の声と共にまた町山署の面々が帰ってくる日が待たれる」と続編への期待を寄せた。

また、MBSのバラエティ番組『かまいたちの知らんけど 特別編「37年間通ったスーパー イズミヤへ濱家最後の挨拶」』(9月12日放送)も受賞。「濱家(隆一)が幼い頃から通った地元のスーパー・イズミヤが閉店になるということで感謝と別れを伝えに行く。一カ所ごとに思い出話があふれ止まらない濱家。それはどこまでも個人的な思い入れだが、だからこそ、自分の“大切な場所”を失ったときの記憶が想起され心が揺さぶられる。バラエティならでは手法でその『思い』を“饒舌”に描いた」と講評した。

ギャラクシー賞は、放送批評懇談会が1963年に創設した、優秀番組・個人・団体を顕彰するもの。9月度はほかにも、『NNNドキュメント’21「帰ってきたロフマン ぼくが介護をやめたわけ』(9月19日放送、テレビ信州)、『希林と裕也~トリックスター夫婦の昭和平成史~』(9月25日放送、NHK)が受賞している。