近畿日本鉄道は、おもに大阪難波~近鉄名古屋間で運行している名阪特急「ひのとり」に関して、2021年10月から2022年1月にかけて伊勢志摩方面に乗り入れると発表した。大阪発・名古屋発ともに日帰りの旅行商品を発売する。
大阪方面から初めて宇治山田駅まで運行される「ひのとり」は、三重交通「みちくさきっぷ」付きの伊勢神宮自由参拝プランとして、10月28日に運行。往復レギュラーシート利用で、大阪難波発の旅行代金は大人7,040円・こども3,810円。11月21日と12月11日には、宇治山田行の往路のみ「ひのとり」レギュラーシート利用で、三重交通「みちくさきっぷ」付きの伊勢神宮自由参拝プランとして運行する。大阪難波発の旅行代金は大人6,230円・こども3,410円となる。
名古屋方面から初めて宇治山田駅まで運行される「ひのとり」は、商業リゾート施設「VISON(ヴィゾン)」を訪ねるコース、VISONと伊勢市内自由散策ができるコース、伊勢自由散策と三重交通バスをセットにしたコースの3コースを設定。近鉄名古屋発の旅行代金は大人5,500~6,000円・子ども2,960~3,190円。
12月1日には、初となる近鉄名古屋発賢島行の「ひのとり」を運行。ランチ付きの「プレミアムシートで行く志摩観光ホテルコース」「レギュラーシートで行く賢島宝生苑コース」の2コースを設定する。近鉄名古屋発の旅行代金は、志摩観光ホテルコースが2万4,750円、賢島宝生苑コースが1万4,650円。いずれも問い合わせ・申込みは近鉄のおもな駅営業所にて受け付ける。