フリーアナウンサーで女優の田中みな実がこのほど、都内で記者会見を開き、ムック本『田中みな実×PEACH JOHN ファーストガードルBOOK』(講談社/20日発売)について語った。

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同書は田中が責任編集として参加した「1冊丸ごとおしりBOOK」(全48P)に加え、自身がブランドミューズを務めるPEACH JOHNとのコラボで初めてプロデュースに挑戦したガードルを同梱。「1冊丸ごとおしりBOOK」では、撮り下ろしファッションページや田中へのQ&A、プロデュースしたガードルの徹底解説だけでなく、自身がリアルに使っているヒップケアアイテムも紹介している。

田中は「当初ブラジャーで一緒にできないかとお話をいただいたのですが、せっかくだったら自分にしかできない商品を作りたいと思い、ガードルの必要性をちょうど実感していたところだったので、若い人たちにも広められないだろうかと。ガードルは40代、50代の印象が強いの印象が強く、20代後半にもお求めいただきやすいガードルを作ってみたいと提案しました」と経緯を説明。

ガードルの必要性について、「お尻は野放しでいいのか。パンツははいているけど、支えてはいない。プリっと上がった状態でガードルをはくことを習慣にすれば、加齢による変化のスピードを緩やかにできるのではないかと考えました」と熱弁した。

ガードルはデザイン、はき心地、機能性に至るまで妥協なく仕上げ、カラーも全3色の展開。ラベンダーは同書付録の限定となっており、ベージュ・ブラックはPEACH JOHN にて発売される。

制作にあたりガードルを徹底研究。「ガードルの仕組みを知る必要があって、100着近く解体しました。ガードルって裏返すと仕組みがわかる。それをさらに分解できるものは分解して事細かく調べ上げました」と明かし、「長く愛用してもらうために、すぐ劣化しては困るので生地はこだわりました。ヒップの位置が上がる設計になっています。自信をもって言えます。ヒップトップの位置が上がる。そういう設計にしました」と自信を見せた。

花柄のデザインについても「アシンメトリーにしていて、はいたときに足がほっそり見えるような視覚効果を使っています。(アウターに)響かないというのが一番なので、目立たないけどしゃれているものにしました」とこだわりを明かし、「毎日はきたくなるものを作りました。おなかに食い込まないように、そこも工夫したポイントです」と語った。

また、「ファーストガードル」というネーミングについて、「初めてガードルをはかれる方にトラウマにならないガードルにしたかった」と説明。締め付けがしっかりあるガードルを選んで長続きしなかったという自身の経験を明かし、「ガードル初心者にはいてもらいたい。私のように離脱してしまった人にはいてほしい。はくだけでサポートできると考えたらはかない手はないですよね。20歳前後くらいになったらファーストガードル買おうよと、長くに愛されるロングセラー商品になったらいいなという思いが込められています」と明かした。

来月23日に35歳を迎える田中。体の変化について「20代の頃のようにはいかないし、ハリも徐々に失われています」と明かすも、「それを悲観してもしょうがないし、後戻りはできない。今の体を嫌いになっていくしかすべはないのかというと、そんなこともないと思う。私は10代、20代の頃の頃より、今の体が好き。現時点での自分の体がベストだと言える。それだけ時間や手間をかけて、知ろうとする努力をしています」と胸を張る。

ムック本で美尻を披露。「みな実尻」と表現されているが、「下半身とかお尻は好きなパーツではなかった。特に好きでも嫌いでもなかった。お尻にこれだけフォーカスするようになったのは、30代になってから。このお尻は作ったと言っても過言ではない。ナチュラルにこうであるわけではなくて、トレーニングや日々ガードルをはき続けることでこういうお尻を作ったという認識があります」と語った。

初プロデュースは「長く険しい道のりでした」と振り返る田中。「チームとして戦い抜いた。本当に作りたいものを作った。みなさんの信頼を裏切らないものであることは間違いありません」と力強く語った。

(C)講談社