ネクステージは10月19日、「人気車種に関するアンケート調査」の結果を発表した。調査は7月10日~8月4日、30~49歳の男女560名を対象にインターネットで行われた。

  • エリア別の国産車・輸入車メーカーの人気傾向は?

    エリア別の国産車・輸入車メーカーの人気傾向は?

国産メーカー9社の選択肢の中から「もし、あなたが『国産車』を買うなら、どのメーカーを選択しますか?」と質問したところ、「北海道・東北」「関東」「中部」「近畿」「中国」「四国」「九州」の全7エリアで、「トヨタ」を選んだ人が5割を超え、2位以下に大差をつけての1位に。

また、「ホンダ」が全エリアにて2位または3位にランクインしたほか、「北海道・東北」エリアや「四国」エリアなど、クルマが日常生活に欠かせないエリアでは、1家族で数台所有することも少なくないことから、軽自動車の利用が多く、メーカー選びにも反映されていることがうかがえた。

一方、「輸入車」メーカー16社の場合では、エリア別の顕著な特徴は見られず、他社を大きく引き離すほど人気を集めるメーカーもないなど、人気が分散する結果に。各エリアのトップ3をみると、「メルセデスベンツ」と「BMW」が全7エリアでランクイン。そのほか、「フォルクスワーゲン」が6エリアに、「アウディ」が5エリアにランクインした。

  • エリア別のボディタイプの人気傾向は?

    エリア別のボディタイプの人気傾向は?

続いて、ボディタイプを「軽自動車」「コンパクトカー」「SUV・クロスカントリー」「ミニバン」「セダン」「クーペ」「ステーションワゴン」「オープンカー」の8種から選んでもらったところ、順位の違いはあるものの、どのエリアでも「コンパクトカー」「軽自動車」「SUV・クロスカントリー」の3タイプが3位以内を占める結果に。ボディタイプ選びにはエリアによる大きな差異はなく、使い勝手の良い「コンパクトカー」やコストパフォーマンスの良い「軽自動車」、さらにアウトドアから買い物までと汎用性の高い「SUV・クロスカントリー」の人気が高いことがわかった。

また、車種を自由回答で聞いたところ、ボディタイプの人気ランキングに則して「プリウス」「フィット」「アクア」などのコンパクトカーや、「ジムニー」などの軽自動車、「ランドクルーザー」などのSUV・クロスカントリーの車種がトップ3にランクイン。さらに、国産メーカーの人気ランキングで断トツの1位だった「トヨタ」車が、すべてのエリアにおいて2位以内にランクインするなど、車種別ランキングからも全エリアでトヨタの人気が高いことがわかった。

  • クルマを選んだ際に重視した点

    クルマを選んだ際に重視した点

クルマを選んだ際に重視した点について、「価格」「走行性能」「燃費」「見た目・デザイン」「リセールバリューの高さ」「乗用人数・積載量」「安全性能」「機能・装備」の中から選んでもらった結果、いずれのエリアでも、「見た目・デザイン」が最も多く、40%~50%を占める結果に。次点は、関東では「走行性能」が、関東以外のエリアでは「価格」がランクイン。一方、すべてのエリアで最下位だったのが「リセールバリューの高さ」だった。