モトローラ・モビリティ・ジャパンは10月19日、スマートフォンを落下や水濡れなどで破損させてしまった際に同一モデルの端末と交換できる新たな保証サービス「moto care」を10月22日より提供開始すると発表した。費用は製品によって異なり、308~528円の月額支払い、2年分で6,080~10,780円/3年分で8,580~15,180円の一括支払いから選択できる。

  • moto care

    moto care

一般ユーザー向けの「moto care 安心保証サービス」の最大の特徴は、一般的には有償での修理対応となることが多い落下/水没といったトラブルで端末が故障した際も交換対応を受けられる点。電話一本で、最短の場合翌日には交換端末が届けられる。交換は年1回まで利用可能。ただし交換は無償ではなく、3,000円~10,000円の自己負担金が発生する。加入は、モトローラ製SIMフリースマートフォンの購入から14日以内にオンラインで申し込むことになる。なお、「razr 5G」は「moto care」の対象外となっている。

製品 月額プラン費用 2年一括費用 3年一括費用
moto e7 308円 6,080円 8,580円
moto e7 power
moto e6s
moto g pro 418円 7,480円 10,780円
moto g8
moto g8 plus
moto g8 power
moto g30
moto g9 play
moto g10
moto g50
moto g100 528円 10,780 円 15,180円
motorola edge20
motorola edge20 fusion

「moto care」のサービス開始と「motorola edge」シリーズの発売を記念して、「motorola edge20」「motorola edge20 fusion」の購入者は通常10,780円の「moto care 安心保証サービス(2年)」に無料で加入できるキャンペーンを実施する。申し込み期間は10月22日から11月30日まで。詳細はキャンペーンサイトで確認できる。

一般向けの「moto care 安心保証サービス」の他、法人向けには「moto care 延長保証サービス for Biz」を用意する。「moto care 延長保証サービス for Biz」はメーカー保証期間の終了後の自然故障に対する保証で、水濡れ/落下による故障は保証対象外。月額支払いはなく2年または3年の一括支払いのみとなり、費用は公開しておらず要問い合わせとなる。

なお、モトローラはこれまでパートナー企業で実施していたスマートフォンの修理サービスを、2021年1月から順次NECパーソナルコンピュータ群馬事業場に移行しており、この10月にはすべての修理業務を同社のサービス拠点に統合している。同事業場はレノボ製品/NEC製品の修理も行っており、このサービス拠点のリソースをモトローラ製品にも活用して高品質な国内修理サポートを提供するとしている。