オンラインコミュニケーション協会は10月19日、週に5回以上、社内のオンライン会議を行っているビジネスパーソン103名を対象に実施した「オンライン会議に関する実態調査」の結果を発表した。

「社内会議がオンラインになったことで、 対面で会議を行っていた時よりもメンタルが疲労するようになった」と感じるかを聞いたところ、「非常にそう感じる」が26.2%、 「ややそう感じる」が27.2%という回答が得られたという。

「非常にそう感じる」「ややそう感じる」と回答した人に、「どのような場面でメンタルの疲労を感じるかを聞いたところ、 「意思疎通がしにくい」が70.9%、 「会議が間延びする」が61.8%、 「対面より相手の表情を伺わないといけない」が60.0%という回答結果になった(複数回答)。

  • .どのような場面で「メンタルの疲労」を感じるか(複数回答) 資料:オンラインコミュニケーション協会

メンタルの疲労を感じる場面に関する自由回答としては、「相手の表情がわかりにくく、 相手の感情が読み取れず考え込んで しまい疲労を感じる」「雑談がしづらく、 本筋の話しかできないためアイデアの発散がしづらい」 といったコメントが得られたとのことだ。

また、「もともと対面会議は行っていない」以外を回答した人に、社内会議がオンラインになったことで、 対面で会議を行っていた時よりもコミュニケーションの質が低下したと感じるかと聞いたところ、 「非常にそう感じる」が31.5%、 「ややそう感じる」が42.7%という回答となった。