ソニーは、単3形乾電池2本で動作するポータブルラジオ2製品を11月5日に発売する。横置きの「ICF-P37」と縦置きの「ICF-P27」があり、価格はオープンプライス。店頭価格は各3,000円前後を見込む。
2015年発売の「ICF-P36」、「ICF-P26」の後継機種。アナログFM/AMチューナーを搭載し、ワイドFM(FM補完放送)にも対応する点は共通で、チューニング方式を従来のバリコン(可変コンデンサ)を使ったものから電気的な仕組みに変更。針の動きがより緻密になってチューニングが合わせやすくなり、隣接する放送局との混線も緩和できるとする。チューニング状況を確認できる赤い同調ランプを備える。
市販のステレオヘッドホンで両耳からモノラル音声を聴ける。本体に100mW出力のモノラルスピーカーを内蔵する。
電池の持続時間は、ヘッドホン使用時はFM受信時が162時間、AM受信時が185時間。スピーカー使用時はFM受信時が94時間、AM受信時が99時間。
外観デザインに大きな変更はなく、本体サイズと重さは、ICF-P37が約131.5×43.5×69.5mm(幅×奥行き×高さ)/約210g、ICF-P27が約69.5×38×119mm(同)/約184g。モノラルイヤホンとストラップが付属する。