イオレは10月18日、「学習塾・中学受験の意識調査」の結果を発表した。調査は9月28日~10月6日、同社運営のグループコミュニケーションサービス「らくらく連絡網」を利用中の、小学生の子供を持つ利用者833名を対象にインターネットで行われた。
調査によると、中学受験を予定している子どもは17.3%。また、現在塾に通っている子どもは28.0%と、4人に1人以上。
そこで、入塾させた、あるいはさせたいと思う時期を聞いたところ、「通わせる予定はない」が30.0%と最も高い一方で、人気の時期は「5年生1学期」(10.8%)、「4年生1学期」(8.7%)、「3年生3学期」(8.2%)が上位となったほか、「1年生1学期」から塾に通わせているという人も7.0%いることが明らかに。新しい学年に上がるタイミングや、高学年を控えたタイミングで塾に通わせたいと考える親が多いことがうかがえた。
子どもを塾に通わせている理由については、「中学受験を考えているから」(46.8%)が最も多く、次いで「学校の授業だけでは不安だから」(39.6%)、「子どもが行きたいと言うから」(25.1%)と続き、半数近くの人が中学受験のために塾に通わせている一方で、過半数の親は中学受験以外の目的で通わせていることが明らかに。
また、塾の授業形態を聞いたところ、「集団学習」(62.7%)が圧倒的に多く、次点は「個別指導」で25.9%だった。
最後に、子どもの塾通いや習い事にかける年間の費用について聞いたところ、「~10万」が最も多く31.6%。次いで「10〜20万」(25.3%)、「20〜30万」(14.2%)と続き、半数以上が年間20万円以下であることがわかった。