アイドルグループ・嵐の相葉雅紀、俳優の佐々木蔵之介、段田安則が18日、テレビ朝日系新ドラマ『和田家の男たち』(22日スタート 毎週金曜23:15~※一部地域を除く)の記者会見に登場した。

  • 左から佐々木蔵之介、相葉雅紀、段田安則=テレビ朝日提供

同作は、相葉演じる息子・優がネットニュースの記者、佐々木演じる父・秀平がテレビ局報道マン、段田演じる祖父・寛が新聞記者と、3世代がそれぞれ異なったメディアに携わる“マスコミ一家”の「和田家」が織り成すホームドラマ。

脚本を手掛けるのは『長男の嫁』、『ふたりっ子』などのホームドラマや『セカンド・ラブ』、『家売るオンナ』、『大恋愛〜僕を忘れる君と』など数々のヒットドラマを生み出してきた大石静氏。会見では大石氏からのメッセージが届き、相葉について「スタジオ初日は和田家のセットでの撮影で、段田さん、蔵之介さんが名優過ぎてちょっと不安そうだなと感じていましたが、映像で見ると堂々とした圧巻の主役ぶりで、さすがトップを走り続けた嵐のスターだと思いました」と感想が。そして、「相葉さんとまた仕事ができる機会があるなら、10歳以上年上の女性と、寝たり起きたりのエロスあふれる激しいラブストーリーをやってみたいです。今回とは違う自信満々で尖った男がいいですね」とラブコール。相葉は笑いながら、ありがとうございますと頭を下げていた。

そんな相葉の“座長ぶり”について聞かれた佐々木は、相葉が制作側の演出プランに意見せずすべてを受け入れるタイプだと分析し、「立派だなと。芯の強さが優しさになっているのを感じますね」と評する。相葉は「注文されたものに対しては、すべて応えたい。応えられないと申し訳ないなと思ってしまう」と自身の芝居論を語った。

深川栄洋監督の演出では、芝居の中で気持ちの高揚感を表すため“ターン”のリクエストもあったようで、相葉は「休止後初のターンでした」と振り返る。段田から「小耳に挟んだんですけど、たまにターンをしたくなるとか」と振られ「そうですね、家でもしたくなったときはしています」とニッコリ。第1話で登場するというターンだが、会見ではひと足お先にジャケットをなびかせながらのスマートなターンが披露された。

段田は相葉について「魅力ある人間じゃないと魅力ある俳優にならない、という言葉もありますけど、相葉は『頑張れ』『相葉のためならいいよ』『俺を映すより相葉を映して』と思わせてくれる人。10代から仕事をしていて、すごく人気のあるグループにいたんですよね。嵐にいたからというわけではないですが、持っているものが共演者やその先の視聴者を惹き付ける。それをわざとやってない」と相葉が持つ自然体の魅力を絶賛した。