カシオは、かねて話題となっていたG-SHOCKのカスタマイズ販売サービス「MY G-SHOCK」を専用Webサイトにて開始する。G-SHOCKの中でも人気の高い、樹脂製ケースのスクエアモデル「DW-5600」シリーズをベースに(実際はDWE-5610)、ケース、見切り、バンド、遊環、尾錠など各パーツを好きな色から組み合わせて、自分だけのG-SHOCKが作れるサービスだ。
組み合わせのバリエーションは、なんと190万通り(※)にも及ぶという。専用Webサイトでのサービス開始は10月20日14時を予定。価格は15,400円から。クリア樹脂製のケースやバンド、IPを使用した尾錠などを組み込む場合は追加料金となる。
※:限定カラー「FIRST COLOR」を含むサービス開始時点の組み合わせ数。シングル遊環を選択した場合。
自分らしさをより深く表現できる初めての時計サービス
さっそくマイナビニュース・デジタルの林編集長が「MY G-SHOCK」をリアル体験。取材の段階ではサイトが稼働していないので疑似体験だが、実物のパーツがずらりと並ぶさまは壮観だ(なお今回はあくまで取材ということで、ここで紹介するパーツ類は実際の店舗には設置されない。MY G-SHOCKは専用Webサイトにるオンラインサービスだ)。
カシオ広報「いきなり組み合わせるのは難しいので、まず何かテーマを考えるといいですよ」
―― やはりそこは「マイナビニュース」じゃないですか?
林「なるほど、では……」(といいつつ、ブルーのケースに手を伸ばす)
―― えっ、まさかマイナビニュースのロゴ色(水色)を選ぼうとしていませんよね。そんなの安直すぎですよね!
カシオ広報「そうかもしれませんね……(笑)」
林「ですよねー。じゃあこれと、これと……(チッ! 青木さん余計なことを。といいつつアセる)」
そして3分ほど……できたのがこちら。
カシオ広報「あっ、いいじゃないですか。こんな風にたくさん色を使うとまとめ方が難しいんですが、トリプル遊環を上手に使っていますね!」
林「いろいろなジャンルとニュースをまとまったスタイルで、タフに提供するマイナビニュースを表現しました」
―― さすがだなぁ、色の中心に初代の「DW-5000C」で話題になった黄色を持ってくるところもニクイですね。
林「時計は時間を知るだけでなく、自分のセンスやライフスタイルやを表現するツールだと言われますが、実際には1機種あたりせいぜい数種類のカラバリやバンド違いから選ぶのが一般的。でも、MY G-SHOCKは、これだけのパーツを自由自在に組み合わせられます。より自分の志向に合った、自分だけの時計を作れますね! 組み合わせを考えるだけでも楽しいです」
同じカラーのペアウオッチは気恥ずかしいが「同じコンセプトで色は自分らしいペアウオッチ」なら、着けたいと思うカップルや夫婦もいるだろう。仕事やサークルのユニホームに合わせてカスタムカラーモデルをみんなでそろえる――なんてのもいい。そして、ちょっと工夫を凝らしたプレゼントとしても使い勝手が良さそうだ。
ところでこのモデル、一見昔からのスタンダードなG-SHOCK(DW-5600)に見えるが、実は最新のタフネス「カーボンコアガード構造」を採用した「DWE-5610」がベース。バンドもスライドレバー方式を採用しており、時計用の専用工具(バネ棒外し)を使うことなく着脱が行える。同規格のバンド交換や洗浄に便利だ。
そうそう、肝心のサイトURLは以下の通り。
MY G-SHOCK
- Webサイト:https://www.casio.com/jp/watches/mygshock/
- サービス開始は2021年10月20日14時予定
- スマートフォンアプリ「CASIO WATCHES」からもアクセス可能
サイトから注文後、3~5週間程度で発送されるとのこと。どうやら、指定色パーツの在庫の有無で左右されるようだ。なお、MY G-SHOCKサービスは日本限定なのでご注意を。海外からは利用できず、海外への商品発送もない。
今後は定番のパーツバリエーションに加えて、限定のカラー展開などシーズンごとのスペシャルテーマや、タイアップ先とコラボしたカスタマイズなども展開していくというから、こちらも楽しみだ。