俳優の磯村勇斗が、18日に放送されたカンテレ・フジテレビ系ドラマ『アバランチ』(毎週月曜22:00~)の第1話にゲスト出演した。
磯村は、事前発表なしのサプライズゲストとして登場。演じたのは、経済界の重鎮・六車泰次郎(板尾創路)の息子・六車和也で、大規模都市開発プロジェクトのリーダー・風間道明(安井順平)の失踪事件に深く関わる人物として、主人公・羽生(綾野剛)らアバランチは和也に接触を図った。
今作と同じく、主演を綾野が、監督を藤井道人氏が務めた映画『ヤクザと家族 The Family』に出演した磯村にとって、両者そろっての現場はそれ以来。綾野との再共演、再びの“藤井組”の撮影を振り返って、コメントを寄せた。
――綾野剛さん主演、藤井道人監督作品ということでどのような気持ちで臨まれましたか?
信頼、尊敬しているお二人がタッグを組んで創る作品にまた参加させていただけるのはうれしかったですが、現場を共にしていたからこそ、逆にプレッシャーを感じました。
――実際にお二人との撮影現場を振り返って感想をお聞かせください。
言わばホームのような現場なので、クランクインの時はお二人と再会を喜び合いました。知っているスタッフさんも多かったので、安心して現場に臨めました。何一つ妥協せずワンシーンごとに丁寧に創っている空間は、映画を撮っているような感覚でした。愛情を持って作品に集中できたのも、綾野さんの立ち振る舞いと、藤井監督の熱意とこだわりがあったからです。
――実際に作品をご覧になって、感想をお聞かせください。
短編映画を観たかのような重厚感と画のかっこよさ、そして、アバランチの切り込む問題が他人事ではないと強く感じました。第2話以降も視聴者として放送が楽しみです。