マイナビは10月14日、2023年3月卒業予定の全国の大学3年生・大学院1年生を対象とした「マイナビ 2023年卒大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(9月)」の結果を発表した。調査期間は2021年9月19~30日、有効回答は5,881人(文系男子1,817人、理系男子1,442人、文系女子1,835人、理系女子787人)。

参加後の要望、1位「もっと働いている人の雰囲気を知りたかった」

  • これまでにインターンシップに参加したことがある割合

インターンシップ・ワンデー仕事体験に参加したことがある学生は83.1%で、前年同月比で6.4ポイント増加した。

今後10月~12月の期間にインターンシップ・ワンデー仕事体験に参加したいかとの問いには、93.0%が「参加意欲がある」と回答。なお、「時間があり、参加意欲がある」は36.9%にとどまっており、同調査では「授業や研究などとの両立ができるかどうかで進捗は変わっていく」と推測している。

インターンシップ・ワンデー仕事体験に参加経験がある学生に参加後の要望を聞くと、1位「もっと働いている人の雰囲気を知りたかった」(39.7%)、2位「実際の仕事を体験したかった」(37.1%)、3位「会社・仕事の厳しさ、大変なことなどマイナスな部分も知りたかった」(33.8%)との順に。「社員や仕事の雰囲気といった非言語情報や実際に働くイメージ」を知りたい学生が多いことがわかった。

インターンシップ・ワンデー仕事体験参加後に企業へお礼状等を出したことがある学生は38.4%。連絡手段については、1位「メール」(28.3%)、2位「マイページやLINEなどのツール」(10.9%)、3位「手紙・ハガキ」(5.2%)。お礼状等を出した理由については、1位「お世話になった社員にお礼を伝えたかったから」(36.1%)、2位「送ることがマナーだと習ったから」(25.6%)、3位「インターンシップの内容に満足したから」(17.3%)となった。