ジェイックはこのほど、同社の新卒向け就職支援サービス「新卒カレッジ」に登録した2022年卒業予定者を対象とした「就職活動の状況に関する22卒学生アンケート」の調査結果を発表した。調査は10月4日〜7日の期間に行われ、261人分の回答を得た。
就職活動中に志望業界を変更したかどうか聞いたところ、50.2%が「変更しなかった」、49.8%が「変更した」と回答。ほぼ半々の結果となった。
「変更した」と回答したうち、変更前の志望業界は「メーカー」「広告・出版」「IT・情報」、変更後の志望業界は「メーカー」「わからない」「小売」がそれぞれトップ3となった。
志望業界を変更した理由については、「面接に通過しないから」が最多で29.0%、次いで「自分に合っていないと感じたから」が28.2%、「自分に合っている業界を見つけたから」が26.7%となっている。
次に、来年4月からの希望する働き方について在住地域別で聞いたところ、関東では「リアル」が26.3%、「リモート」が9.4%、「どちらでもよい」が64.4%となった。その他地域では、「リアル」が36.1%、「リモート」が9.3%、「どちらでもよい」が54.6%という結果に。いずれも「どちらでもよい」が大半を占めた。
理由としては、リアル派からは「対面形式で教えてもらう方が頭に入りやすいから」「人に会えないのが苦しいと大学の授業で分かったから」「少なくとも最初のうちは、会社の雰囲気や、仕事内容を深く理解するために、リアルで働きたい」、リモート派からは「通勤時間が無駄と感じるため」「コロナ禍がまだ終息したとは言えない」「オンラインであれば効率のいい働き方ができるのではないかと感じるため」などがあがった。