JR東日本新潟支社は、在来線の車両基地である新潟車両センターの見学会イベントを11月6日に開催すると発表した。
会場では、車両メンテナンスに携わる検修社員による車両機器の解説や作業の実演をはじめ、新潟エリアで活躍する所属車両の展示など、充実した内容をガイドツアー形式で楽しめる。今回初めて電車の連結・切離し作業を実演するコーナーを設けるほか、復路の体験乗車では、「海里」(下り列車)の車内にて予約制で提供している「海里特製加島屋御膳」が用意される。
その他、車両機器解説・メンテナンス作業実演、クモヤ143系の車両前面上部にある幕式の行先標の表示切替や車体側面の側引戸(がわひきど)を開放した状態での展示、115系中間車両(モハ114)をジャッキアップして車体と台車を切り離した「車体扛上(しゃたいこうじょう)」展示などが実施される。往復の会場アクセスに、新潟・庄内の食と景観を楽しむ列車「海里」の車両を使用。普段乗車できない入出区線の乗車と、車体の洗浄機の通過も体験できる。
開催時間は、第1部が11時30分頃から14時40分頃まで、第2部が14時50分頃から18時20分頃まで。第2部では、初めて夕暮れ時間に開催され、構内照明をはじめ、車両や信号機・標識など灯具が醸し出す車両センター独特の幻想的な雰囲気が楽しめるとのこと。
イベントへ参加するには、「JRE MALL」新潟支社店での参加券購入(先着定員制)が必要。1名・2名・4名参加のコースがあり、販売額は1名あたり1万1,500円。販売期間は10月21日12時から10月31日23時59分まで(売り切れ次第終了)。なお、新潟県民を対象とした限定商品も用意される。