食事デートをマッチングする、婚活・恋活アプリ「Dine」(ダイン)を運営するMrk&Coは「男女の食の相性に関するアンケート調査」の結果を10月14日に発表した。調査は9月25日~26日の期間、Dineを利用する婚活や恋活中の男女2497名を対象にインターネットで実施された。

  • 「男女の食の相性に関するアンケート調査」の結果を10月14日に発表した

はじめに食の相性は付き合う時の判断材料になるか尋ねると、男女ともに9割以上の人が食の相性を判断材料にしていることがわかった。特に女性は4割以上が「重要な判断材料になる」と回答しており、男性に比べて食の相性を重要視する傾向にあることが判明した。

  • 食の相性はお付き合いする時の判断材料になりますか?

次に、男女ともにデート相手との食の相性が悪いと感じる瞬間TOP3は「食事中のマナーに対する意識」「普段行く飲食店のジャンルや価格帯」「食に対する興味関心の度合い」が自分と大きく異なった時であった。食の相性と聞くと、一般的には好きな料理や食材・お酒などの一致度を思い浮かべるが、恋人を選ぶ際には、むしろ食への姿勢や考え方などの一致を求める傾向があるとわかったそう。

  • 食の相性が悪いと感じるのは、何に差異があった時ですか?

続いて、お付き合いする相手が食べられなかったら嫌な食材を聞いたところ、男性は「肉・酒・魚」、女性は「肉・野菜・魚」が上位にランクインした。男性では6位だった野菜が、女性では2位に位置していることが大きな特徴。また、男性は「特になし」が2位にランクイン。男性は、女性に比べて相手の食材の好みが気にならない傾向にあることがわかった。

  • お付き合いする相手が食べられなかったら、嫌な食べ物はどれですか?

デート中の食事マナーで特に気になるものを聞いたところ、男女ともに「食事中にくちゃくちゃ音を立てる」「お店のスタッフへの態度が悪い」が上位にランクインした。女性では6位だった「食事中に携帯電話をいじる」が、男性は3位にランクインしており、男女で差分が大きかった箇所である。一般的に女性の方がSNS等への写真投稿などの機会が相対的に多いことから、食事中の携帯電話をマナー違反と感じる男性が多いと推察されるとのこと。

  • デート中の食事マナーで気になることは何ですか?

デート中にドリンク等を交換して味見する、いわゆる「間接キス」について、男性の約8割、女性の6割が「生理的な嫌な人でなければ気にしない」と回答。特に男性は約2割の人が「誰とでも気にしない」と回答しており、女性に比べて間接キスに対する心理的障壁が低いと言える。コロナ禍の現在では、間接キスは残念ながら推奨される行為ではないが、気兼ねなく食事のできる環境が早く戻ってくることを期待したい。

  • ドリンク等を交換する「間接キス」についてどう思いますか?