レクサスはこのほど、「次世代レクサス」第1弾モデルとして新型「NX」を発表した。発売は11月以降を予定している。
同モデルではカーボンニュートラル社会の実現と、多様化するユーザーのニーズやライフスタイルに寄り添うクルマづくりを推進。生命的な躍動感(Vital)と先進技術(Tech)を融合したスポーツギア「Vital x Tech Gear」を開発コンセプトとし、走り、デザイン、先進技術を全面刷新した。
電動化ビジョン「Lexus Electrified」 に基づき、レクサス初のPHEV(プラグインハイブリッド車)をグローバルコアモデルである「NX」に設定し、HV(ハイブリッド車)とともに電動車の普及を加速させていく。また、今後の電動車においてもレクサスならではのドライビング体験を提供すべく、駆動力コントロール、空力、軽量化などの基本性能を徹底的に磨き上げ、「Lexus Driving Signature」を継承・深化させる。
さらに、2.5L自然吸気、2.4Lターボなど多様なパワートレインラインアップをそろえていくことで、多様化するニーズに応える。
なお、実用化に向けて開発中のジオフェンス技術の導入に先立ち、ハイブリッド制御の賢い切りかえを行う先読みエコドライブ(先読みEV/HVモード切りかえ制御)を日本市場に導入。駆動用電池の残量や道路の属性・特性に応じ、EV走行とHV走行を自動で切りかえて高効率な走行を実現する。また、G-Link機能の拡充や新たなスマートフォンアプリ「My LEXUS」を提供するなど数多くの先進技術を採用しているという。
メーカー希望小売価格は「NX450h+ “version L"」(AWD)が714万円、「NX450h+ “F SPORT"」(AWD)が738万円。「NX350h」は2WDが520万円、AWDが547万円、「NX350h “version L"」は2WDが608万円、AWDが635万円、「NX350h “F SPORT"」は2WDが608万円、AWDが635万円となる。「NX350 “F SPORT"」はAWDが599万円、「NX250」は2WDが455万円、AWDが482万円、「NX250 “version L"」は2WDが543万円、AWDが570万円だ。