スペシャライズドは、アルミフレームのトレイルバイク「Stumpjumper EVO Alloy(スタンプジャンパー エヴォ アロイ)」を発売する。
「Stumpjumper EVO Alloy」は、同社の「Stumpjumper EVO」のカーボンフレームをベースとして、コントロール性能、調整機能、SWAT Door装備など、トレイルライドに必要な特長や性能を堅牢なアルミフレームで実現したもの。操作性、走破性、ライドクオリティー、タフさを備え、トレイルをどんな速さでも攻められる走りを実現。トレイルライドが何よりも好きな方に向けた、アルミフレームの良さを再確認できるトレイルマシンに仕上がっているという。
最新のトレイルジオメトリーを採用し、DHバイク並みの走破性を備えつつ、上りの軽快さを犠牲にしない登坂性能を実現。コックピットにゆとりがあるため、トラクションやコーナリングの操作をバイクの中心で行える。また、低めのBBハイト、寝かせたヘッドアングル、短めのフォークオフセットが荒れたセクションでの安定性を高めつつ、バームに乗ったままのすばやいコーナリングやイン側を狙った直線的なターンも可能。
6種類のジオメトリーセッティングが可能で、ライディングスタイルやあらゆるトレイルに適応。ヘッドアングルは63から65.5度まで調整でき、BBハイトは上下に7mm変更できる。別売りの27.5インチ用ショックリンクを用いることで、ジオメトリーに影響を及ぼさずにリアホイールを標準の29インチから27.5インチに交換し、マレット対応も可能となっている。
スペシャライズドでは、すべてのサスペンション搭載バイクを専用のサグ値で設計しており、「Stumpjumper Evo Alloy」のフロント160mmとリア150mmのトラベルは、小さなバンプを巧みに吸収。角のある大きなバンプの衝撃も吸収し、大きなドロップオフを飛んでもボトムアウトを感じさせないようにしつつ、キビキビとしたペダリングや登坂性能を実現している。リンク設計に合わせてチューニングが施されたリアショックは、フロントとリアのサスペンションの動きをマッチさせ、バイクとの一体感を高めている。
また股下のサイズではなく、ライダーの好みの走り方に基づいたスペシャライズド独自のサイズ展開「S-サイジング」により、スタンドオーバーハイトが似た全6種類のサイズから、ライダーそれぞれの走り方によって最適なサイズを選べる。サイズの数字が小さくなるにつれ、リーチとフロントセンターが短くなることからより機敏になり、数字が大きくなると、安定性が高まり姿勢にゆとりが生まれるという。
商品価格は、「STUMPJUMPER EVO COMP ALLOYS」が462,000円。カラーは「GLOSS RASPBERRY / BLACK」「SATIN SMOKE / BLACK」の2色展開。サイズはS1,S2,S3,S4の4サイズ展開。
「STUMPJUMPER EVO ALLOY FRAMESET」は231,000円。カラー展開は「SATIN ALUMINUM / GUNMETAL」の1色のみで、サイズはS1,S2,S3,S4の4サイズ展開。